再流行の「古着」やってはいけない買い方は? 試着の前に気にしたい“3つのポイント”
みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。近年のアパレル市場では、SDGsへの取り組み、社会情勢や天候による素材の価格高騰の影響もあり、衣料品の値上げに踏みきっている企業が多く見られます。5%以上の値上げに踏みきっているブランドも珍しくなく、市民の味方であるファストファッションブランドでさえ「ちょっと高い?」と感じるような時代になりました。
そんななかで救いの一手を我らに差し伸べてくれるのが、中古の衣類を扱うリユースショップ。ですが、古着選びは難易度が高いと思っている方も多いかと思います。そこで今回は、服を安くおトクに手に入れたい人のためのリユースショップ攻略法について、スタイリストの観点でご紹介します。
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中古の衣服、服飾小物を取り扱うリユースショップ(リサイクルショップ)のなかでも、全国850店舗以上という業界最大級の店舗数を誇るのが、株式会社ゲオホールディングスの子会社が運営する「セカンドストリート」。筆者はリユースショップを利用したことのないという方には、まずこのセカンドストリートをおすすめしています。
その最たる理由としては、商品ジャンルのバランスの良さです。他のリユースショップでは、ハイブランドを多く取り扱うお店、かと思えば安っぽくて流行遅れの服ばかりが多いお店など、品揃えに偏りがあります。その点、セカンドストリートは今すぐ着られる鮮度の高い服が、手頃な価格帯で販売されていることが多いです。また店舗数が多いということは、それだけ企業が保有する商品数も多く掘り出し物に出会える確率も高いです。
ここからは、店舗数の多いセカンドストリートを基準に、衣類のリユースショップを上手に活用するために知っておきたい「4つのポイント」をお伝えします。
セカンドストリートは店の立地によって品揃えに明確な差があります。大まかにお伝えすると、その地域の中枢となる繁華街、都心部には鮮度の高いアイテムが多い傾向にあります。鮮度の高いアイテムというのは、20代〜30代女性に人気のブランドの服や、1〜2シーズン前と比較的新しめのトレンド服、新品に近い状態の服など。東京都内であれば、原宿、新宿、渋谷、代官山あたりの店舗では高感度なアイテムが豊富に揃っている傾向です。
そのため、大幅に安い価格の服ばかりではありませんが、それでも定価で買えば1万を超える服が1万以下で販売されているので十分におトク感を味わうことはできます。質の良い服を少しでも安く買いたい方は都心部の店舗にまで出向くと良いアイテムが見つかりそうです。

※画像はイメージです
古着初心者さんにオススメのリユースショップ

1:トレンド服は都市中心部のショップが多め

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※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
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