1時間で“夜用ナプキン”が溢れる大量出血に…40代で「子宮全摘出」になった女性が伝えたいこと
信頼できる医師に手術を任せる決心
1週間程度の入院や術後の生活、人生初の全身麻酔への不安、そして、女性ならではの臓器であり、愛しい子供たちが宿った場でもある子宮を失うということへの抵抗はありましたが、腕も人柄も信頼できる医師と出会えたことで、大きな迷いなく決意できたのではないかと思います。
子宮全摘出手術を終えた今、思うこと
大好きな温泉やサウナにいつでも行けるし、ナプキンを持ち歩く必要もナシ。子宮にまつわる病気のリスクもなくなりました。手術前には抵抗を感じていた「子宮がない」ということも、特に違和感がないことで普段はまったく忘れています。
ときどき思い出して少し寂しさを感じることはあるけれど、生理に悩まされないありがたみを思えば、摘出を決意して良かったんだと、実感するに至ります。
ただ、手術は少なからず体に負担がかかるもの。そうなる前に、対処できることもあるはずです。ミレーナも本来はその一つで、妊娠を望まない方や、生理に悩む方にとって有効な処置でしょう。
とはいえ子宮筋腫がある場合は、私のように「適さないケース」もあるようなので、適切な判断をしてくれる医師に診てもらうことが大切。また、少しでも生理に違和感を覚えたら、放置せず、早めに受診してもらえたらと思います。
<文/千葉こころ>千葉こころ
自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中


