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「そこ私が先に見てた席」フードコートで突然の怒鳴り声。子連れママを囲んだ高齢女性の理不尽な主張

「そこ、私が先に見てた席なんだけど!?」

フードコートで怒られる親子

※AI生成画像を使用しています。

 麻衣さんは空いたテーブル席に、持っていたお盆を置き、娘を椅子に座らせようと手をほどいたその時でした。  突然、少し離れた場所から怒鳴り声が響いたんだそう。 「ちょっとー!!! そこ、私が先に見てた席なんだけど!?」  それはとても大きな声で、麻衣さんも娘も身体がビクッとしてしまったほど。でもその言葉を聞いた時、麻衣さんは自分に関係のない揉め事だと思ったといいます。 「あの時、私と娘以外に近くに席待ちの人はいなかったんです。なので、私たちとは全く無関係のトラブルなのかなと思っていましたね」  その声が自分に向かっていたと知ったのは、その後すぐのこと。声が聞こえた方向から、走ってくる足音がし、70代くらいの女性3人が鬼の形相で詰め寄ってきたんだとか。 「すごく怖かったです。3人で大きな声で口々に言うんです。『私たちの席なのよ、どきなさいよ』って。娘もびっくりして大泣きでした」  麻衣さんは驚いたものの、ここで譲るのはおかしいと思い、「すいません、私たちが先に席を取りました」と言い張ったそうです。

仲間のもとへ戻り、睨みを利かせる女性たち

 高齢女性たちはさらに、麻衣さんに詰め寄ります。 「本当に、あなた常識ないわね」 「最近の人は横取りばかりして」 「子どもの前で恥ずかしくないの?」  女性たちの大声と形相に周囲は静まり返っていました。 「なんだか、不思議な気持ちでした。ただ、先に席を確保したのは私なのに、譲るのは明らかに違うし、娘にも説明がつかない行動をしたくないと思ったんです。なので、私も結構強めに言い返してしまいました」  麻衣さんの強気な言葉に、渋々退散した高齢女性たち。  しかし、静かな“報復”が待っていました。 「少し離れたところに、同じくらいの年代の女性たちが5人くらいテーブル席に座っていました。先ほどの3人はそのテーブルの方に行って、こちらを何度も睨んできたんです。無言で睨まれ続けるの、言葉で怒鳴られるよりも正直怖かったですね」  長時間いても、注意されにくいフードコートには、その快適さを求めて高齢者の“居場所”になっているところもあるそう。中には、“席取り”を超えて“縄張り意識”のような空気を感じることもあるようです。 <取材・文/maki>
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