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結婚発表も話題の坂口健太郎、ワイルドな黒髪短髪&ヒゲ面で10月期ドラマ主演へ。本格サスペンスの刑事役で見せる新境地

話題の10月期主演ドラマに期待できることとは?

 坂口健太郎の顔を超クロースアップで捉えたワンショットから始まる同作もまた、色との関係が深い作品だ。夕平が勤務するゴム手袋工場で、手袋を白い液体にひたす製造工程を映す画面全体に拡がる、これまた目がチカチカする白色。  場面は前後して、工場と自宅アパートを行き来する冒頭場面では、簡単な朝食で済ませる夕平が、フレークをひたす牛乳の色合いもあざやかな白色だった(咀嚼音もいい)。  それらはまるで、『サイド バイ サイド』終盤の場面で、未山とともに画面を横切った乳牛から搾り取られたかのように錯覚する色合いだ。この両作と、さらに2023年の主演ドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)には、坂口と子役俳優が軽妙なやり取りを繰り広げるという共通点もある。  作品間を不思議と密接に結びつけ、作品の細部と細部が不意に共鳴する。それぞれの役からは、確かに今の坂口健太郎にしか演じられないと思わせる固有の魅力が光る。だからこそ、彼の次回作への期待が常に強くなる。  その意味で、2026年10月期ドラマとして放送予定の『kiDnap GAME』は、その期待に大いに応えてくれる作品になるだろう。  アジアのスター俳優が出演する国際共同製作という話題性もあり、アジア7都市をめぐる過程での画がわりが見どころになってくると思うのだが、その都度、主人公の刑事・新出敏郎役を通じて坂口がどんな表情を見せてくれるのか?  近年はシリアスで重厚な作品への出演を重ねているのは、所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」社長である小栗旬の背中を追ってのことだろうか。2025年公開の映画『盤上の向日葵』初日舞台挨拶では、黒髪短髪とワイルドな髭面で登場した。  どうやらそれが『kiDnap GAME』の役作りだったようだが、やはり彼は作品から作品への期待感を上げるための目配せを常に散りばめてくれている。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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