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20代では脇役だった中村倫也(39)、NHK朝ドラ『風、薫る』人差し指で魅せた怪演。長い下積みの先に

中村倫也の下積み時代

中村倫也 最初の本 『 童詩 』(ワニブックス)

中村倫也 最初の本 『 童詩 』(ワニブックス)

 今でこそ、人差し指だけで場面を見事にコントロールしてしまえる中村倫也だが、そうした表現力は下積み時代の苦労があったからこそだろう。デビュー初期の頃の中村は、決して主演作ばかりの俳優だったわけではない。  たとえば、2007年にフジテレビで放送されたドラマ『ライフ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~』で、20歳そこそこの中村はヤンチャなクラスメイト役を演じていたが、あくまでモブキャラのポジションに過ぎなかった。現在のような人気者になるきっかけは、やはり連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)からだっただろうか。  子猫を肩に乗せる同作初登場場面(第36回)でも視聴者の心をつかむことに成功している。さらに同年放送のドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)で演じた、競艇好きの料理長役も板についていた。30代でスター俳優となり、2026年で40歳になる中村が円熟の表現者になったことが、柳生藤次役からよくわかる。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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