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吉田羊が海外の撮影現場で驚いたこと。「どんなに撮影が乗っていてもパツンと切られる」仕事より優先される“大切な時間”は

働きやすくなったことの“弊害”?

──コンプライアンスの意識も高まっていますが、役者さん同士の接し方に変化はありますか? 吉田:最近は、作品に入る前に「リスペクト講習(相手を尊重する姿勢や、より良い人間関係を築くための考え方を学ぶ講習)」がある現場が多いです。そのおかげで、性別や年齢を問わず、「相手を尊重する」という価値観を共通認識として持って、コミュニケーションがとれるようになりました。 ──リスペクト講習によって、具体的に変わったことは? 吉田:コミュニケーションをとろうとする時に、一度立ち止まって「この言葉は相手を傷つけないだろうか?」「ちゃんと心に届く言葉を選べているだろうか?」と考えられるようになりました。それはとても良いことだと思います。実際、働きやすくなりましたね。 ──働きやすい環境が整備されていくことで、むしろ困ったこともありそうですが。 吉田羊さん吉田:仲良くなりたくてご飯に誘いたいのに、「誘ったら気を遣わせるかな」「年上ハラスメントや飲みハラスメントにならないかな」と考えてしまうのは、ちょっと寂しく思う部分もあります。私自身、「誘われたらプレッシャーにならないか?」と心配して、誘えなくなってしまうんです。 ──どうしたら誘いやすくなりそうですか? 吉田:なるべく現場でお話をするようにしています。「相手の話を聞いて、誘っていい人かどうかを見極める」みたいに、誘う前から準備をしているところはありますね(笑)。 <取材・文&人物写真/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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