美紗さんが結婚相談所で成婚退会した際、相手は2歳年上のエンジニア男性でした。
ところが、退会後に男性から「価値観が合わず、結婚生活をイメージできない」と言われ、交際が終了してしまいました。
価値観の違いはどんなカップルにもありますが、真剣交際に進んで成婚退会までした相手なのに、断られてしまったのです。男性も、交際中に何か違うと感じながら、話を進めてしまったのかもしれません。

美紗さんは、「今思えば、合わない人だったと思います。告白してもらえたから真剣交際したけど、決め手があったわけじゃないです。悪い人じゃないけれど、気配りしてくれないし」と話します。
「気配りしてくれない、というのは具体的にどういうことですか?」と尋ねると、成婚退会後に次のデートの日程を決めたときのLINEを見せてくれました。
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男性「いつにする?」
美紗「10月3、4は空いてるよ」
男性「4日の19時から夜ご飯はどう?」
美紗「夜はちょっと……。ランチに変更できたりする? どうしてもダメなら調整するけど」
男性「ランチでも大丈夫だよ」
美紗「
先に時間も確認してほしかった」
男性「ごめん」
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美紗さんは、男性が時間を確認せずに夜ご飯を提案したことを、「気配りが足りない」と感じていたのです。翌日が仕事なので日曜夜に予定を入れたくなかったそう。
確かに、先に希望時間を聞けばよりスムーズだったでしょうが、男性は美紗さんからランチにしてと言われると、すぐに応じています。それなのに美紗さんは、希望に応じてもらった後で、「先に時間も確認してほしかった」と不満を伝えています。
ここに、2人のすれ違いを生む原因があるように感じました。
そこで、私はこう話しました。
菊乃「気配りが足りないというけれど、美紗さんが最初から会える時間帯を伝えていれば、男性もその範囲内で予定を提案できたはずですよね」
美紗さん「私が最初に、希望時間まで伝えなかったのがダメってことですか?」
菊乃「ダメというわけではありません。ただ、相手が『ランチでもいいよ』と変えてくれたら、ここは『ありがとう』と返す場面ではないでしょうか」
相手が提案してくれた後から不満を言う――もしそういうことが続いたとしたら、相手は嫌になりますよね。