さらに、2024年放送の『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ・フジテレビ系)で、複雑な過去を持つ麻酔科医を繊細に演じ高評価を得ている。どんな作品にもなじんでしまう、自然体な演技のできる女優として出演作が一気に多くなっていく。
その後も、『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)、『ホットスポット』(日本テレビ系)など話題作に参加。2024年末に放送した『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「名探偵津田」でも迫真の演技を見せ、女優としての評価が広く知れ渡る。メディアで“野呂佳代の出演作にハズレなし”と言われ、名バイプレイヤーとして絶大な人気を誇っている。
2026年に入ってからは、さらに話題作へ出演する確率が上がった。1月に『リブート』(TBS系)、4月には準主役を務めた『銀河の一票』(関西テレビ・フジテレビ系)へ参加。配信作品『ダウンタイム』(Netflix)では、女性器にコンプレックスを抱える平凡な主婦を好演し、多くの視聴者の涙を誘った。
映画では、『箱の中の羊』、『ルックバック』、『踊る大捜査線 N.E.W.』と立て続けに出演し、来年公開の『劇場版「虎に翼」』にも参加が決定。“出演作にハズレなし”と呼ばれるだけあり、さまざまなジャンルの話題作に名を連ねている。
そして現在出演中の『LOST10』だが、野呂は10月30日に放送の第3話から登場する様子だ。予告で野呂の姿が確認できるので間違いないだろう。
野呂が演じるのは、遭難事故のガイドをしていた飯豊が演じる田畠元香の姉・知花だ。事故から救出された田畠は、第2話で何者かから電話で脅されているシーンがあり、自宅マンションから飛び降りてしまう。野呂が演じる知花も、予告映像では不穏な雰囲気を醸し出していることで、裏の顔を持つ人物の可能性も高い。野呂が、新たな魅力を発揮しそうで、またも女優として評価を上げることになりそうだ。
なぜ、こんなに野呂は人気があるのか? テレビ関係者が裏側を明かしてくれた。
「野呂さんは、2020年に結婚したテレビディレクターの夫から、いろいろなアドバイスを受けているという。旦那さんは、人気番組も手掛けるセンスが良いテレビマンで、野呂さんに人気が出る秘訣を伝授しているという話だ。
また、家事を率先して行い野呂さんをサポートし、女優業に専念できる環境を作ってくれているという。野呂さんの快進撃は、旦那さんが支えている部分も大きいと思います」
不遇のアイドル時代を乗り越え、公私ともに充実した40代を謳歌している野呂。夫の温かいサポートを力に変え、名実ともに一流女優と呼ばれる日は近そうだ。
<文/ゆるま小林>