貧乏OLなのに海外旅行しまくり…ヒミツは“出張同伴嬢”だった
今、一部の30~50代の男性で「セフレ以上、愛人未満」の彼女をつくることが密かにハヤっているという。調査と取材を進めると、そこには世相を反映した、男女の思いがあった。
なぜ今、短期間だけ“愛人”になる「プチ愛人」という新形態が定着しつつあるのか、女性の証言を集めた!
昼は派遣OL、夜はキャバ嬢として働くEさん(23歳・神奈川県)は、知り合って間もない男の海外出張に、いとも簡単に付いていく。相手はエグゼクティブではなく、普通の男たちだ。
「一見の客はさすがに断るけど、素性がある程度わかっていて、キモくなければOK。海外だとほかに頼る人がいないから、日本にいるときの3割増しくらいいい男に見える(笑)。
ロスで昼間、ひとりで買い物したんだけど、英語が話せず、試着せずに買った下着のサイズが合わなくて。で、男の仕事が終わってから一緒に交換してもらいに行った。そこで店員と英語で交渉する彼を見て『素敵!』って。その夜は買ったばかりのエロい下着つけて燃えちゃった(笑)。
バンコクでは、セクシー女性が踊るバーに一緒に行ったんだけど、男がタイ人女に鼻の下伸ばしているの見た途端、好きでもなかったのになんかジェラシー感じちゃって、ホテル帰ったら逆に襲いかかっちゃった」
彼女はこの一年でロス、香港、バンコクを訪れたが、それぞれ異なる男の出張に同伴しての渡航。見事なまでの海外旅行マジックだが、「帰国して入国審査が終わったとたんに冷める」というから不思議なものだ。
Eさんのように、「旅行に連れて行ってもらえるなら愛人になってもいい」という女性もいるかもしれない。そこで、プチ愛人経験のある女性100人にそのボーダーラインを聞いてみた。
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「愛人になってもいいと思う旅行のボーダーライン」
プチ愛人経験のある女性100人に聞きました
(複数回答)
・ヨーロッパやアメリカなどの欧米圏への長期の海外旅行 64%
・2泊3日~3泊4日程度のリゾート地への国内旅行 48%
・韓国、台湾、中国などアジア圏への短期の海外旅行 41%
・1泊2日の近場の国内旅行 34%
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“パパ”に海外旅行に連れてってもらうなんて、バブルのような話である。
―[プチ愛人]女性100人の証言【5】―
海外では3割増しでかっこよく見える
