西原理恵子の『ダーリンは70歳』が売り切れ続出!描かれた高須院長の本心は?
「バカップルなのに感動的」と大ヒット中のマンガ『ダーリンは70歳』(小学館)。マンガ家・西原理恵子さんが、“ダーリン”こと高須クリニック・高須克弥院長とのラブラブっぷりを、下ネタ満載で暴露した作品です。
ゴージャス富豪の高須院長だけあって、デートの内容はやっぱりケタ違いです。モンゴルやチベットに行けば国賓扱い、山デートはヘリでひとっ飛び。
ですが、こんなことまで書いちゃっていいの? という恥ずかしいエピソードもてんこ盛りです。西原さんに「やらせろ!」と押し倒されては「ケダモノ女!」と叫び、ホテルでは女性コンシェルジュの前で●●●を丸出しに…。
高須院長は、この作品をどんな気持ちで読んだんでしょうか。さあ、思う存分、ノロケください。教えて、かっちゃん!!
──『ダーリンは70歳』、売り切れ続出ですごいですね。Amazonでも売り切れで、2月23日入荷予定になってました。
「小学館も最初からもっとたくさん刷ればよかったのに、もったいないよね。初版10万部ぐらいでも良かったんじゃないかな。だって、発売即重版でしょ。思い切って、ドーンと行けばいいのに。
あ、でも、僕が買い占めてるわけじゃないよ! ホントに売れてるの。Twitterを見てても、感想とかいっぱい上がってるでしょ」
──Twitterで高須院長もたくさんRTしてましたね。
「うん。ホントありがたいよね。こんなにたくさんの人が読んでくれてるんだと思うと……穴があったら入りたいです」
──え? 嬉しいんじゃないですか。
「恥ずかしいですよ! だって、あのマンガには僕のあんなことや、こんなことが……。ふつうの人だったら、絶対ダメって言いますよ。僕だから許してるようなもので……そこを西原がもう少しわかってくれるといいんだけど。僕が長年かけて育ててきたイメージが、ですね」
──「高須院長、いいこと言う!」って評判ですよ。「一緒に年とろーよ」とか「人は欠損に恋をするんです」とか、名ゼリフがいっぱいでてくるって。
「でも僕はもっと別の形でほめられたいんです。美容業界のドンとして、尊敬を集めるとか!」
──なんか、そんなようなこともマンガに書いてありました。ところで、マンガに出てきた、「日本美容外科学会」で西原さんにおねだりされた医療痩身機は結局、購入されたんですか。
「『ヴァンキッシュ』ね。買いましたよ(苦笑)。高周波を当てて、細胞が自発的に死んでいく『アポトーシス』を人工的に引き起こすんだよ。身体の表面から5mm~15mmにある脂肪細胞だけを40℃ぐらいに加熱して、壊死させるわけ。
でもあれ、20~30分でスイッチが切れて、医者がチェックしに行かなきゃいけないから面倒なんだよ。脂肪吸引のほうが早いのになあ」
――で、西原さんには効いたんですか?
「うん。西原は『ウエストに初めてくびれができた!』って喜んで、せっせと通ってますよ。僕は正直、今のままでいいと思うんだけど。
西原って、50代には見えないぐらい、肌がパンと張って、小じわも目立たないでしょ。あれは小太りだからですよ。やせたりしたら、しわくちゃになっちゃう。だから、やめとけって言ってるんですけどね」
えーっと、結局、ノロケなんでしょうか。後半『深田恭子が昔より可愛い!これを美容技術でやるのは可能?』では、「30歳過ぎてから痩せたのに、全然しぼんでない」「むしろ可愛くなってる!!」と評判の深田恭子のヒミツに、高須院長が迫ります。
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長(http://www.takasu.co.jp/)で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数。
高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei
<TEXT/島影真奈美 漫画/(C)西原理恵子>
穴があったら入りたい!
西原は小太りのままがいい


高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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『ダーリンは70歳』 合計年齢120歳。バカップルなのに感動的。新世紀バカップル漫画。 ![]() |