セクゾン中島健人のハマり役!その美しき唇が世界を救う!
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
先日、中島健人さん(Sexy Zone)主演のスペシャルドラマ「ガードセンター24 広域警備指令室」(日テレ系)が放送されました。同作はアジア6つの国と地域(カンボジア、香港、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイ)でも同時放送され、アジアの女性たちを腰くだけにした模様です。
私のところにも、「娘に頼まれて録画してたら自分が夢中に!」「健人くんと話せるなら警報鳴らす!」など、興奮冷めやらぬLINEがバンバン届きました。本作の、何がそんなにウケたのでしょう?
中島さんが演じたのは、警備会社の中央制御室で働く新人監視員・篠宮守(しのみや まもる)。
監視員の仕事は、侵入やストーカー、あるいは火事やガス漏れといった緊急事態にすばやく対応し、警備員に的確な指示を与えること。しかし、元警備員だった守は、冷静な判断よりもまず通報者を安心させることを優先してしまう……といった役柄です。
守は監視員なので、直接通報者に接することはありません。肩を抱いたり助け起こしたりすることなく、ただ声だけのやりとりで相手を励まし救い出す。この距離感が、アイドル、否、中島さんとファンのそれに被って実に生々しく感じられました。
女優を抱きしめながらとかではないので、マイクを通して「大丈夫、大丈夫」と必死に語りかける守の声が、まるで自分に向けられているような気になれたのです。
守は、誰かのための専属SPではないので、救うのは子供からおばあちゃんまでさまざま。ありがちな恋愛要素がぶっこぬけていたのも、本ドラマの好感度をグイグイ上げたものと思われます。「ケンティはこのコにもってかれんのかぁ~」みたいな諦観なしに入れ込めたのは重要です。
また、ビジュアル的には、インカムを引き寄せる守の口元も見逃せないポイント。
中島さんの唇というのは……本当にイイのです。
口角がきゅるん! と上がった攻めの上唇と、温かみのある受けの下唇。
攻守のバランスが絶妙なそれは、ぜひとも触れたい魅惑の果実。
女性を酔わせる言葉をつむぎ、その魅力に倒れたら受け止めてくれる弾力も、持ち合わせていそうです。
千の果樹園が挑んでも、これほどの美果はきっと実らない。
選ばれし唇から癒やしの言葉を放つ“守”は、中島さんのハマり役と言えましょう。
ファンイベントでは、ヲタを骨抜きにするセリフを次々に繰り出す中島さん。
「応援してます~」とか凡庸な言葉をかけた私にも、しっかり見つめて「また会おう」などと言ってくれました。
いい大人の私に対し、「ありがとう」でも「どうも」でもなく「また会おう」。ワンショットで仕留められたことを白状します。
「ガードセンター24」は早速来春のDVD発売が決まり、オンデマンド配信もされています。本編では回収されない伏線もバンバン蒔かれていたので、ぜひ続編を待ちたいところです。
<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
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【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』


みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』
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『ジャニヲタあるある+(プラス)』 ジャニヲタ歴20年超の著者が、長年のヲタ活動を経て体験してきた「コンサートあるある」「テレビあるある」などを描き出します。 ![]() |