「結婚に逃げちゃダメ、でした…」8ケ月で離婚した女性の誤算
こんにちは、少女マンガ攻略・解析室室長の和久井香菜子です。
もうずいぶん前のことですが、一瞬だけ結婚してたことがあります。
バツイチだというと、離婚の理由を聞かれることが多いんですが、理由……上手く説明できないんですよね。
結婚の理由は簡単です。「みんなが結婚しろって言ったから」です。
結婚相手は、ちゃんと定収入があって、そこそこお給料ももらっていて、優しそうで、仕事の関係で高級肉とかもらってきてくれて、誰もが「こいつで手を打っとけ」と思ったっぽいです
(実際、離婚すると報告したときは、みんなから「もう高級肉が食べられない」と非難されました。人の結婚生活をなんだと思ってるんだ)。
一方の私は、社会に出て何年か経っていましたが、とても社会でまっとうに働いていける感じではありませんでした。仕事は続かなくて転々としていて、今よりもずっと終身雇用が当たり前だった時代にもかかわらず、転職歴ばかり蓄えてたんです。
「やりたい仕事もないし、職歴はゴミのようだし、自分で稼げる気がしない。もう結婚するしかないのかな」と思いました。やりたい仕事もなかったし。
自他共に認める自立心のない甘ったれで、周りからは「ひとり暮らしはできないだろう」とまで言われてました。自分の判断にも自身がありませんでした。「いい人だから結婚しなさい」と言われたら、そうするのが一番のような気がしたんです。
