「タラレバ娘」に「逃げ恥」も!なぜドラマヒロインは“年をサバ読む”のか?
<みきーるの女子マインド学>
1月18日から、吉高由里子さん主演ドラマ「東京タラレバ娘」(日テレ系)が始まります。吉高さん演じる倫子は、30歳の売れない脚本家。でもこの“倫子”、原作では33歳なのです。
「タラレバ娘」だけでなく、昨年大ヒットした「逃げ恥」で石田ゆり子さんが演じた“百合ちゃん”も、ドラマでは49歳で原作では52歳。
また、2014年に綾瀬はるかさんが主演した「きょうは会社休みます」でも、ドラマの“花笑”は30歳ですが、原作では33歳。
なぜ、マンガ原作のヒロインたちは、ドラマでは“年をサバ読む”のでしょうか?
女性たちに聞いてみると、「マンガならいいけど、結局テレビだと若いほうがいいからだと思う」、「あまり年の差のある恋愛を描いても、嘘っぽくなるから」ではないか、といった意見がありました。
ドラマでは先にキャストが決まるから…?
そこで、テレビに詳しいライター・てれびのスキマさんに伺うと、 「そのあたりの実情は全然分からないんですが、多くの場合、キャストの確保優先で後から原作が決まるという制作体制の弊害なんじゃないでしょうか。想像でしかないですが……」とのコメントをくださいました。 なるほど、先にキャストが決まり、役者に合わせて“主人公はアラサー”というようにあてはめていくからかもしれませんね。そして、アラサーならアラサーで、なるべく女優さんの実年齢に寄せていくから……ということでしょうか。 ちなみに、吉高由里子さんは28歳、石田ゆり子さんは47歳、綾瀬はるかさんは29歳(撮影当時)です。実年齢はもっと若いのに、役年齢の印象がついてしまうことも、あまり好まれないのかもしれません。
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