「世の中には、色々な状況の人がいるので、全ての人が、人の幸せを喜べるような状態ではないこともあります。単に言いたいことを発信するだけではなく、受け取る側の人への配慮も大切です。それは『Facebook』に限らず、普通のコミュニケーションとして大事なことですが。

もちろん結婚などのご報告は大事ですが、幸せであることは不特定多数の人にアピールするよりも、自分の幸せを本当に喜んでくれる大切な人たちにだけ話すくらいにした方が無難でしょう。嫉妬されて足を引っ張られることだって無きにしもあらず、ですしね!」
先日、友達が結婚するだけで「ムカつく!」と怒り出し、結婚相手の悪口を酒の席で饒舌に語っていた女の子がいました。SNSで報告せずとも嫉妬はされることがあるのに、幸せな報告をあえてSNSで拡散してしまえば、もっとたくさんの人に嫉妬されてしまう可能性があるということ。
SNSでの幸せ・リア充アピールはほどほどに。
<取材・文/寺西ちえ イラスト/(C)Nobby&ひかり>
【寺西ちえ】
アラフォーママライター。ヤンチャざかりの息子に付き合わされる忍者ごっこは、高齢出産を経た身に堪えます。産後の尿モレがひそかな悩みです。