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ブラックバイトで驚愕!日給1万円“フルーツ売り”の正体

日給1万円はウソ!最初の2ヶ月は研修だと言われた

フルーツ「それなのに、これだけ頑張って4400円しかもらえなくて驚きました。日給プラスアルファでこの金額なのか聞いてみると、最初の2ヶ月間は人に臆(おく)せず接する為の研修だから完全歩合制だと言われて……  初めて日給1万円可の意味が分かり、騙されていたんだと気づいたんです。だったらファミレスでバイトした方がいいに決まってるじゃないですか! あまりに疲れ切っていたので、つい変な仕事に飛びついてしまったと反省し……今はゆっくり新しい仕事を探しています」

「見た目の悪い野菜は、有機野菜だと言うと売れるよ」

 そして、この日帰りの送迎バスで隣の席になった女性から、ここで売っている野菜はその日の市場で人気の無いものや、廃棄寸前の物をタダ同然で仕入れた物だという事を聞き……。  見た目の悪い野菜を売る時は、有機野菜だと言うと売れるよ、とアドバイスされ、ゾッとして速攻でこの仕事を辞めたんだとか。 「でも、この時に14個売ったフルーツは輸入品で日本には全く浸透していない為、市場で売れ残っていた物らしいのですが…妙に美味しかったんですよね。試食したおばさん達にも大好評でした。  あの、メロンと桃が合わさった味のようなフルーツ……あれは、どこかで出会えたらまた食べたいですね。あれが1個300円はお買い得だと思います」  正直、この仕事で生計を立てるのは難しそうですが……こういうブラックな業者もいるので、気を付けたいものですね! <TEXT&漫画 鈴木詩子> 【鈴木詩子(すずきしいこ)】 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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