三浦春馬に爆笑!「オトナ高校」の前に舞台で見せたコメディ演技
人を笑わせるって難しい。コメディと呼ばれるドラマや映画を観るたびにそう思います。
シリアスな演技は自然に見えても、コメディになると途端にわざとらしく見えてしまう役者さんもいたりして。一生懸命に演技をしていても、ハマっていないというだけで簡単に白けてしまいますから。
コメディは上手いか下手か、まっぷたつに分かれてしまうなぁと常々感じている次第です。つまり、コメディができる役者さんってすごい。
そんなわけで、10月14日にスタートした「オトナ高校」(テレビ朝日系列)の三浦春馬はすごかったです。東大卒エリートで童貞ってぶっ飛んだ役が笑えた、笑えた!
あれ、この姿どこかで見たことあるなぁと思ったら、昨年、三浦春馬が演じた舞台「キンキーブーツ」のドラァグクイーンのローラ!
「オトナ高校」のコメディアンぶりがたまらない
何より別撮りのモノローグが最高でした。やたら抑揚(よくよう)をつけたしゃべり方、ころころと変わる豊かな表情、大げさな身振り手振り。ジム・キャリーのような海外のコメディアンを思わせる演技が秀逸。 人前で見せる真面目くさった表情やスカした態度がこれらをまた引き立てていて。 ああ、めちゃくちゃカッコ悪い! 三浦春馬なのに! 端正な顔でぶちかますコミカルな演技がしっかりハマっていたなぁと。
思い出す「キンキーブーツ」のローラ
そもそもオープニングで見せるキレキレのダンスがローラそのもの。 高身長(「オトナ高校」の英人も自分で言っていたけれど)で恵まれた体格の三浦春馬が演じるドラァグクイーンのローラは、一か月間ニューヨークで鍛えたという声量のある歌声と相まって、まあ迫力に満ちていました。 バサバサのまつ毛に縁取られた目をカッと見開いてみせる笑顔は凄みがあるし。手足の先までエネルギーがみなぎった演技に目が釘付けになったものです。三浦春馬がこの年の読売演劇大賞で杉村春子賞を受賞したのも納得。小池徹平さんのチャーリー、三浦春馬さんのローラが率いた #kinkybootsjapan 皆様とは一度お別れ。でも!キンキーロスはご心配なくすぐに来日版が上陸お楽しみに★ https://t.co/KQkxFBJVli pic.twitter.com/8Sra76DCZT
— BWミュージカル「キンキーブーツ」 (@kinkybootsjp) 2016年9月5日
「オトナ高校」の英人はこのローラの圧倒的な存在感と通じるものを感じました。【KB劇場レポ】「キンキーブーツ」舞台ダイジェスト映像を大解禁!記念すべき初日の盛り上がりは本当にすごかったです!艶やかで刺激的、Sexyで沢山の素敵なメッセージが詰まった幸せを感じられるミュージカル!見逃したら本当にもったいない★ pic.twitter.com/LGo1gVVUwM
— BWミュージカル「キンキーブーツ」 (@kinkybootsjp) 2016年7月21日
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