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三浦春馬に爆笑!「オトナ高校」の前に舞台で見せたコメディ演技

爽やかな役柄も良かったけれど…

 これまで三浦春馬といえば、彼のトレードマークとも言える目を細めて顔をくしゃっとさせる笑顔を活かした、爽やかな少年・青年の役柄が多い印象でした。  直近のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊直親はまさにそう。これはこれで三浦春馬にピッタリの役柄でしたが、昨年初めに放送されたドラマ「わたしを離さないで」(TBS系列)の純真な心を持つ明るい少年の役柄は、幼さを残す雰囲気に少し違和感を覚えたのも正直なところ。
 さらに遡(さかのぼ)って、2015年の映画「進撃の巨人」で主演を演じた際もスクリーンの彼は間違いなくカッコよかったのですが、何か物足りなかった…。

可能性が広がる三浦春馬

 今回、「オトナ高校」はこういった爽やかシリアス路線からガラリと方向転換し、「キンキーブーツ」に通じるコミカルな演技が光る演技でした。これこそ三浦春馬の真骨頂ではないかと思っているわけです。  もちろん、その名の通り春風を感じる爽やかな三浦春馬も見たい。  これからの彼はきっと、あの凄みを利かせた笑顔も持っているからこそ、代名詞的“まぶしく爽やかな笑顔”がより活かされるはず。演技の幅が広がり深みを増してきた三浦春馬のさらなる活躍に期待! <TEXT/林らいみ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
林らいみ
フリーライター。大学院で日本近世史を研究した硬派の歴女。舞台・映画・ドラマが好物。観たい舞台があれば万難を排して劇場に馳せ参じ、好き勝手言っている。たま~に歴史系記事を書く。
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