同級生の幸せ報告、女性がモヤモヤしちゃう2大ニュースとは?
年末年始に地元に帰省した際に、学生時代の同級生の「かっこいい彼氏と付き合っている」「高給取りと結婚した」といったキラキラした近況を耳にすると、ついつい自分と比べては落ち込んだり、やっかみの気持ちが生まれてしまったりしますよね。
最近では、FacebookなどのSNSで何年も会っていなかった同級生の近況を知る、というパターンも多いと思いますが、特にどんな近況についてみんなは反応するのでしょうか?
パートナーエージェント(結婚相談所)が25歳~59歳の男女2,200人に調査したところ、「小中高時代の同級生の近況を聞いて、自分の現在と比較することはありますか?」という質問に、女性の10.8%が「つい比較してしまう」、26.0%が「比較してしまうこともある」と回答。女性の4割近くが「比較することがある」ということがわかりました。
一方、男性については、「つい比較してしまう」と「比較してしまうこともある」をあわせても29.0%にとどまり、同級生と比べるのは男性よりも女性に見られる傾向のようです。
では、小中高時代の同級生のどんな話題を聞いたときに、特に複雑な気持ちになるのでしょうか(%は「複雑な気持ちになる」+「なることがある」)。
男女共通で「複雑な気持ちになる」と回答した人が多い話題には、「年収が自分よりも高額だった」32.4%、「役職についた、部下ができた」21.6%、「いい会社に入った」20.0%、といったものが挙げられています。
中でも、男性よりも女性の方が「複雑な気持ちになる」と回答した割合が高かったのが、「新居の購入」(女性22.1%)と「子どもが生まれた」(女性20.2%)という近況でした。
「新居を買った」「子どもが生まれた」というニュースは、経済的なゆとりがあり、ライフステージにおいて先に進んでいる印象があるため、「いいなぁ」と羨む気持ちと同時に「それに比べて私は……」と複雑な気持ちが生まれてしまうのはわかるような気がします。特に自分が独身だったら、何ステップも先を越されてしまったような気分になるかも。
年末年始は同窓会に限らず、親戚の集まりなどで近況を報告しあう機会がなにかと多いですが、同年代の人の輝かしい近況を聞いて落ち込んだ時は、「やっかんでいるのは自分だけじゃない!」と思って、あまり思い煩わないようにしましょうね。
【調査概要】
「地元の同級生と自分の現在との比較」に関するアンケート調査
・調査主体:株式会社パートナーエージェント
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2017年11月20~27日
・調査対象:都内在住の25~59歳の男女2,200名
<TEXT/佐藤まきこ>
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佐藤まきこ
女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone