【春のモテ料理】米麹と「桜めん」で誰でも料理上手な女に
日々忙しい女性にとって、毎日しっかり手料理なんて絶対に無理。まして独身ひとり暮らしや自宅通いの女性が、自分だけのために料理なんてすっごく面倒ですよね。しかし、もし意中の男性があなたの料理を食べたがったら……。さあ大変!日頃あまり料理をしない女性も、簡単に料理上手な女に変身できるちょっとした工夫や、お取り寄せ調味料や食材を紹介しましょう。
本日の武器はコチラ。
●白神手づくり工房「白神ささら印」
http://www.shirakami-sasara.co.jp/index.html
秋田県白神山地で採取されたスーパー乳酸菌とあきたこまちの米麹を合わせた調味料。焼鳥屋が肉を漬け込む際に使ったり、有名ケーキ屋がチーズケーキに入れたりと、隠れた優れもの。ブームの塩麹と違い、塩分が入っていないので誰でも簡単に使えるのが魅力。鶏肉がふっくらジューシーに大変身。
●三輪そうめん山本の「桜めん」
http://www.miwa-somen.jp/
美味しい三輪素麺に桜葉を練り込んだ春限定の品。ほんのり淡いピンク色が恋の到来を予感させます。山菜や旬魚を扱うのは面倒だけれど、これは簡単茹でるだけ! 器用な女を演出できちゃいます。
メニュー(1)「本格ジューシーから揚げ」 所要時間30分(漬け込み時間除く)
【材料:2人分】
鶏もも肉 600グラム
味付け調味料
・白神ささら印 大さじ2
・ニンニクすりおろし 小さじ1/2
・ショウガすりおろし 小さじ1/2
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・コショウ 少々
・タマゴ 1個
片栗粉 大さじ6
揚げ油 適量
レモン 適宜
【作り方】
1.材料準備
鶏肉はキッチンペーパーで水分を取り、一口大に切りボウルに入れる。味付け調味料をすべて入れ、手で良く揉み込み、1時間くらい置いておく。忙しい時はすぐに揚げてしまっても充分美味しい。
2.揚げる
揚げ物用の鍋に油を入れ、170度に熱する。ボウルに片栗粉を投入、しっかり混ぜたら、鶏肉を何回かに分けて入れていく。弱めの中火で5分揚げる。衣が綺麗に色付いてくるのが目安。油をしっかりきってバットにあげる。中まで火が通っているか不安な場合は、一つ取り出して包丁で切ってチェックすると良い。くし切りにしたレモンを添えて盛り付ければ完成。
メニュー(2)「桜香る彩り麺」 所要時間30分
【材料:2人分】
桜めん 4束
錦糸卵 タマゴ1個分
うなぎ蒲焼き 1/2匹
みつば 適宜
薬味(ネギ、ミョウガ、シソなど) 適宜
わさび 適宜
山椒 適宜
めんつゆ 適量
【作り方】
1.材料準備
錦糸卵をフライパンで作る。面倒な場合は市販品でも可。みつばは洗って葉をちぎっておく。うなぎ蒲焼はトースターで温める。薬味も切っておく。
2.茹でる
桜めんを表示通りにゆでる。ザルにあげて湯を切り、素早く流水でもみ洗いし、ザルにあげてしっかり水を切る。
3.仕上げ
大皿にそうめんを食べやすい量に小分けしながら並べる。その上に錦糸卵、うなぎ、みつばを添えれば完成。薬味を添えて、めんつゆでいただく。わさびや山椒はお好みで。
<男を虜にするオキテ>
1.王道の肉料理をたっぷり作る。
野菜まみれのヘルシー料理は、女子受け止まり。絶対に喜ばれない。
2.亜鉛で精力アップを狙え。
「亜鉛は性のミネラル」と心得よ。うなぎで手軽に亜鉛を摂取せよ
<TEXT , RECIPE, PHOTO/料理研究家・スギ アカツキ>
【スギ アカツキ】
料理研究家。東京大学大学大学院医学系研究科にて基礎医学(人体における生体メカニズム、栄養学、発酵学等)を学ぶ。さらに久司マクロビオティックやオーガニックを学び、独自で長寿美容食を研究。自身もサラリーマンで、ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
塩麹の上をゆく「白神ささら印」がスゴい

【レシピ】精力アップ「本格ジューシー唐揚げと桜香る彩り麺」

スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12