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ジャニーズWESTの2人が女性経験ゼロの非モテキャラに!連ドラ「卒業バカメンタリー」

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ ジャニーズWEST「卒業バカメンタリー」 乙女の気持ちを呼び覚ます、「情けな愛しい」青春ドラマ!  藤井流星さん、濱田崇裕さん(共にジャニーズWEST)主演の「卒業バカメンタリー」(日テレ系 毎週月曜24:59~25:29)に、勝手にこんなキャッチフレーズを付けました。  本ドラマは、名門大学の卒業を控えた4人の男子が、残された日々で童貞も卒業すべく奔走するドタバタ劇です。彼らの毎日は密着ドキュメンタリーとして描かれ、随所にインタビューがはさまれます。

これぞ正しき童貞!先に進みたいけど、軽い子はいや

 幼なじみの堀口学(ガク/藤井さん)と米澤真央(マオ/濱田さん)、それに伊田公貴(コウキ/前田航基さん)、仁純(ジュン/吉田靖直さん)の4人は学歴ではエリートなれど、全員童貞。男として遅れを取っていると焦り、おっかなびっくり出会い系アプリにトライしたり、清掃員・田村(新井浩文さん)のモテ話に感心したり……。  男らしく、とっとと先に進みたい気持ちはあれど、初めての相手は清楚な女の子であってほしい。  第1話でマオが「(出会い系アプリですぐなびくような)軽い子はいやだ!」と言い出し場を乱すシーンがありましたが、この気持ちは、「彼氏はほしいけど、ヤルことしか考えてない男なんてヤダ!」と嫌悪感を抱く乙女のそれと同じです。  潔癖で、ちょっと意固地で、どこか愛らしい。そんな、アクセルとブレーキを同時に踏むような、ちぐはぐな心境を、藤井さんと濱田さんが妙な説得力をもって演じています。

情けないけど、とても愛しいキャラクター

 そもそも、藤井さんも濱田さんも魅力みなぎる青年です。  美貌とセクシーで鳴らす藤井さん、優しさとアクロで攻める濱田さん。なのに、ふたりとも素ではポンコツだったり、うっかりだったり……情けないけど、とても愛しい。情けな愛しい!  単にカッコいいだけのふたりなら、今回の役にみずみずしく息を吹き込むことはできなかったろうと思います。これをモノにできたのは、ふたりが幾重にも素敵さを重ねもっていればこそ。  黒髪にメガネ、やぼったい普段着。必死でチャリを漕(こ)ぐ姿もハマっています。  最近は、高学歴で女性にもスマートな男性が目立ちますが、正直ちょっとハナにつくこともないではない。ガクとマオのように、優秀なだけでなく弱みを見せてくれるキャラクターはホッとするし、安心して応援できる気がします。 (あっ、ジャニヲタとしては、メインキャストが男のみというのもなにげに心安らぎます)。 “卒業”までは今しばらく試練がありそうですが、できれば彼らの前に立つ女性が、誠実な人でありますように……そう願わずにいられません。  4人とも、よき“卒業”ができるといいですね! <TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【みきーる】みきーる著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
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