BL好きが夫にバレた…。妻が腐女子だと知った夫の反応は?
アニメや漫画が好きな方は、男女を問わず多いですよね。
人に隠すような趣味ではありませんが、読んでいるのが美少年やイケメン同士の恋愛を描いたBL(ボーイズ・ラブ)となると話は別です。多くの名作BLが生まれているとはいえ、周囲からはまだ白い眼で見られることも多いのです。
「中学生のころ、友達に借りたBLがきっかけでハマってしまい、結婚した今でもBLのない生活は考えられません。でも、夫は私がBL好きとは知らないんです。バレたらドン引きされそうだし、そう思ったら怖くて言い出せなくて……」
そう話すのは、腐女子歴20年の早見和葉さん(仮名・33歳/書店従業員)。10代は恋愛そっちのけでBLに夢中になっており、一時期は「私は二次元に生きる!」と誓ったこともあったほど。
独身時代は毎月のように東京・池袋の乙女ロード(※アニメグッズや同人誌を扱う専門店が集まる“腐女子の聖地”)に通い、毎年夏と冬に開催されるコミケ(コミックマーケット。世界最大規模の同人誌即売会)に行くのを何よりの楽しみにしていたといいます。
「夫とは友達の結婚式で知り合い、向こうから言い寄られる形で付き合うことになりました。
ちょっと抜けてるところがあるけど、優しくて頼りがいがあるし、なにより私にとっては天が与えてくれた結婚の大チャンス! これを逃したら一生独身だと思い、彼の前では腐女子であることを隠すことにしたんです」
そんな努力(?)が実を結び、29歳のときにゴールイン。結婚前、腐女子仲間の友人たちには、「結婚したらBLはもう読まない!」と高らかに宣言しますが、あっさりそれを撤回。
嫁入り道具に自身のコレクションから厳選したお気に入りのBLを紛れ込ませ、新居のマンションに持ち込んだとか。夫は地方への出張が多いため、不在のときに3歳になる娘さんを寝付かせた後、BLを読むのが至福のひとときだったそうです。
「でも、一昨年に夫が転勤になって引っ越した際、荷解きのときに秘蔵のBLコレクションを夫に見つかってしまったんです」
段ボールいっぱいにBLが入っているのを見た夫は、1冊を手に取ってパラパラと本を眺めて、「これ何だ? うわぁ、男同士でエッチしてるよ~!」と一言。
ずっと隠していた秘密がバレてしまったと思った和葉さんは、「ち、違うの……」と言い訳しようとしますが言葉が続かず、その場で涙をポロポロと流してしまいます。
3歳の娘を持つ主婦はBLマニア歴20年の腐女子
結婚を機に脱・腐女子を目指すもあっさり挫折
引っ越しの際に夫に秘蔵のBLコレクションが見つかってしまった!

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