紅白にも幾度となく出場し、老若男女問わず人気の高いデュオ「ゆず」の北川悠仁（41）も俳優として活躍をしていました。 　デビュー前に、俳優としていくつかのコアな映画に出ており、ドラマでも脇役として何度か出演していた北川。2008年には月9枠『イノセント・ラブ』（フジテレビ系）で準主役に大抜擢。ヒロインである堀北真希の相手役を演じ、王道の恋愛ドラマを展開しました。 　本人の意思なのかはわかりませんが、この出演を最後に、その後ドラマや映画で活動する姿をみる機会はなくなりました。 　デビューと同時に楽曲がCMソングやTVドラマの主題歌になるなど、大人気ミュージシャンとして、注目を集めていたflumpoolの山村隆太。彼は特に俳優としての実績がないまま、いきなりの月9デビューを果たすことに。 　出演したドラマ『突然ですが、明日結婚します』（フジテレビ系）では、結婚願望ゼロのイケメンアナウンサー役を演じました。このドラマに関しては、当時の月9の平均視聴率のワースト記録を更新したというニュースにくわえ、山村の演技力について熱い議論がSNSで繰り広げられました。 　視聴率については、山村自身もツイッターで「おれ視聴率とか全く興味ない」「#死調律」と応戦（flumpool山村隆太公式Twitterより／2017年2月3日）。これに対し「気にしろ」「演者がそれを言ったらダメ」と辛辣（しんらつ）な言葉が殺到し、ツイッターがプチ炎上してしまいます。 　山村もこの出演を最後にドラマや映画で姿を見せていません。 　映画『サブイボマスク』で初主演を果たした、元FUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤。主題歌・劇中歌も手がけながらの主演で、ミュージシャンとしても俳優としても大きな功績となるはずでした。 　ところが映画の公開直前、加藤のスキャンダルが発覚。アンタッチャブル・柴田英嗣の妻（当時）との「W不倫」が報じられてしまったのです。劇中ではファンモンの歌に出て来そうな熱い青年を演じていたのですが、その役柄自体がもはや「サブイボ」。 　その後、加藤が俳優として活躍する姿は見ていません。 　ミュージシャンならではの世界観やオーラをもった、魅力的な俳優さんがたくさん出てくるのが今後も楽しみです。 ＜TEXT／瀧戸詠未＞