「ママ活」で男子高生が補導。ママ活女性に聞いた、年下くんにお金を払う理由
福岡の男子高校生(17歳)がTwitter上で「ママ活」を募集したことが不良行為にあたるとして補導されたことが、11月5日にニュースで報じられ、話題になっています。
ママ活は、近年「港区女子」とセットでよく見る「パパ活」の逆バージョン。つまり、若い男性が年上女性から食事やデートの見返りに金銭的支援(例:ご馳走してもらう、ほしいものを買ってもらう etc.)をしてもらう行為のこと。「#ママ活」で検索してみると、Twitter上には驚くほどたくさんの募集ツイートが男女双方から投稿されています。
男性が「金欠なのでママ募集します。**似の大学生です」などとツイートし、あとはDM(ダイレクトメッセージ)で条件をやりとりするのが普通ですが、なかには「1万円からお願いします」など条件を提示しているものも。
今回補導された男子高校生は、Twitterに「福岡 17さい ままかつしたい#ママ活募集」と投稿。それを見つけた警察が身分を隠してメッセージを送ると、男子高校生は「2時間カフェでまったり会うので7000円」という条件を提示したと報道されています。
このニュースが報じられると、ネット上で「カフェで話すぐらいで補導されるの?」「パパ活、ママ活とか実態より軽い言葉で表現されるのはよくない」などの意見が飛び交う中、同日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、デイトレーダーで1児の母でもある若林史江さんは「ママからすれば、旦那やママ友にも話せないことを誰かに聞いてほしいということがある」と発言。それに対しマツコ・デラックスも、「不貞行為をしていないわけだから、高校生じゃなかったらいいのかなと思う」と同意していました。
もちろん、現実には肉体関係に至るママ活が多いことでしょう。
ただ、若林さんが言うように、誰かに話を聞いてほしい(そして、ちょっとイチャイチャしたい)という思いからママ活をしている女性もいるようです。女子SPA!で過去に取材した女性たちも次のように明かしています。
ヨウコさん(仮名・41歳/ママ活歴半年)
「不妊治療の末、夫とは1年前に離婚しました。離婚後は自暴自棄になり『子供ができないんだから遊びまくろう』と街コンや出会い系に参加しまくっていたんですが、遊んでいてもどこか虚しくて……。
やっぱり子供が欲しいという気持ちがどこかにあったんですよね。そこで出会い系アプリで若い男の子と会ったときに、家に呼んで関係を持つのではなく手料理を作って食べさせてみたら、少しだけ気持ちが満たされたような気がしたんです」
取材当時、ヨウコさんがママ活をしている相手は21歳の大学生で、月に2、3度自宅に呼んでご飯を作ってあげていたました。お小遣いは1回5000円くらいだったそう。

手料理を振舞って、少しだけ気持ちが満たされる

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