お母さんにおごる?大人はどこまで親にお金を出してもらっていいのか問題
<みきーるの女子マインド学>
私はよく母とデートをします。すでに父が亡くなっているせいもありますが、月イチくらいで一緒に買い物に行ったり、舞台を観たり。社会人なので食事代は基本私が持ちますが、母から誘われたときはおごってもらうこともあります。
ところが、これを友人Aに話すと「ええっ!? いくつになっても親は親なんだから、全部お母さんに出してもらえばいいじゃん!」と言われました。
そこへさらに友人Bが「もう社会人なんだから、全部こっちが出してあげるべき。Aはいつまで学生気分なの?」と参戦、三者の見解はぐちゃぐちゃに入り乱れるのでした。
果たして、“大人はどこまで親にお金を出してもらっていいのか問題”の落としどころって、どこなんでしょうね……? ちょっとリサーチしてみましたよ。
「ぶっちゃけ親は私より全然余裕があるので、稼ぎの乏しい私に出してもらう気はないって言います。だから、一緒に出かけるときは全部親持ち」(マサミさん・28歳)
「全部私持ちですね。うちは母だけということもありますが、給料日近くは『あれ食べたい!』とおねだりされることもあります」(ユキナさん・31歳)
「30歳までは全部親持ち、31歳からは私がおごっています」(ナナカさん・32歳)
「母も働いているのでワリカンにしていますが、誕生日などはおたがいご馳走し合います」(エミリさん・27歳)
「ふだんのお出かけは私持ちですが、そのかわり温泉旅行のツアー代などは親が出してくれます」(ルミさん・35歳)
親との関係性や住んでいる場所、おたがいの経済状況などによって対応は変わると思います。それでも、“全部親持ち派”は、「甘えてあげることこそ親孝行」と思うし、“全部自分派”は「もう庇護される年じゃないんだから当然」と思ったりします。そしておたがい、反対派を「あの人、ちょっと違うんじゃない?」とモヤモヤ見ていたりして……。
お金のことは、たとえ相手が親でもデリケートな問題です。ようは無理せず良好な関係が築けていればいいし、自分と違うやり方をしている人を責める必要もないはず。
あなたはお母さんにおごってあげますか? それともおごってもらいますか?
<文/みきーる>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』