“昭和おじさん”のインスタが女性に人気のワケ。岩井ジョニ男「20代から老けてた」
“おじさん”は子どものころから憧れだった
――おじさんを実感して、変化などはありましたか? 岩井「昔は、すごく稼いで、いい車に乗っていい家に住んで、ジャグジーで水着の美女とシャンパン飲んで……みたいな漠然とした野望がありましたけど、だんだんと、このくらいしか稼げないとか、スーパーで買った半額の総菜をつまみに家で飲みながら、『これ半額だけどすごいウマいじゃん!』みたいな方が幸せだとか、“自分”がわかってきました。見栄=幸せでも何でもないって気づいたんですね。 自分がどういう人間かわかると自然体でいられるようになって、そのうち後輩に頭を下げたり、妻や子どもにも気を遣えたりするようになって、いろいろなことが許せるようにもなりました。今日も(インタビューに)マネージャーが来ないんですけど、まぁしょうがないかって思っています(笑)」 老化現象も喜びに感じるという岩井さん。自然体で過ごす“おじさん”だからこそ、インスタグラムでも人気を集めたのかもしれません。とはいえ、「等身大の自分」を受け入れるのはなかなか難しいもの。そこで次回は、加齢や現実の自分を受け入れる方法をお聞きしてみたいと思います。 <取材・文/千葉こころ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。
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