V6坂本昌行、「女性は可愛い」というセリフにファン卒倒
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
先日、坂本昌行さんのソロコンサートを観てきました。Bunkamuraオーチャードホールの大舞台。フルオーケストラを背負って歌い、「女性というのはなんて可愛く、なんて素敵で、ときにわがままなんでしょう? つかみどころのないところも、女性がチャーミングな理由のひとつだと思います」と語った坂本さん。
そのまなざしは大人の慈愛と包容力に満ち、うっとりして倒れてしまいそうでした。ファンのみなさんもおだやかで、彼に愛されるにふさわしいレディの振る舞い。この域に達する女性にファンを磨き上げられる人は、そうそういないのではないでしょうか。
そんな折。「鑑賞マナーを守らない人を注意したら、“こわい”と言われてしまった」というご相談をいただきました。特に、相手が慣れていない場合は、「見逃してあげなよ」と言う人もいると。
客席で前のめりになる、うちわを高く上げる、おしゃべりをするなどは、本人が“マナー違反だと知らない”ケースも多々あります。だとしても、あなたやまわりの人がグッとがまんする必要はないと思います。ただ優しく声をかければいいだけのこと。
私もよく「お背中、背もたれにつけていただけますか?」「見えないので、うちわは胸の前でお願いします」というように声がけします。大抵の方は「あ、そうなんだ!」と対応してくれますし、おそらく次からは同じことをしないように思います。
これがもし、「見えないんですけど!!」とケンカごしだったり、「これだから新規は」とあざけって仲間と顔を見合わせたりしたら、先方もこわいだろうし素直に聞けないかもしれません。
タチの悪そうなルール違反者はスタッフに注意を頼んだほうがいいですが、そうでなければ普通に話せばいいのでは。
そうやって客席の雰囲気がよくなれば、アーティストの活躍の場も広がっていくのだと思います。自担に、「客席の平和はまかせて!思い切り歌ってください!」と言えるようになるといいですね。
カッコいい男子が女子にキャーキャー言われるのはたやすいこと。けれど、彼が女性をもてなせる男に成長するとは限りません。坂本さんは47歳ですから、今、十代のジャニからしたら、30年くらい先輩です。
自担を30年後も輝ける男にできるかは、本人の志、そしてファンの心意気にかかっているのではないでしょうか。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』