男性の幸せフォーマットが、ある意味バリューセットのようなフォーマット売りがなされているのに対し、女性の幸せは種類に富んでいます。例えるならば、それはビュッフェスタイル。 　結婚することが本当に幸せ？ 子どもを産まないと一人前ではない？……固定観念に悩みながら、自分で欲しいモノを考え、自分で取り分け、自分で適切量を食べてお腹（人生）を満たさなくてはいけません。 　フードファイトしすぎると胃もたれを起こし、結果として食べたいものを取り入れたとしても、満足度は低くなる。そんな微妙なさじ加減が、女性の人生の満足度にはあるような気がします。 　だからこそ、私は彼との結婚がナシになった今、改めて自分に問いかけるのです。「で、私の人生の満足はどの辺にあるのか？」と。 　でもそんな難しい悩みを、一人でうんうん唸っていても答えは出ません。大体の答えはグーグル先生が出してくれる時代とはいえ、女性一人一人の価値観に合わせた答えをカスタマイズまではしてくれません。きっと同じように、人生をどうメイクアップしていくか悩んでいる女性は多いはず。 　そんな気持ちが高まり、私は再び歩き出すのです。具体的には、各業界の専門家に「幸せに生きるため」のヒントを聞く。例えば婚前カウンセリングやキャリアカウンセリング、はたまた健康面の話も聞いてみたい。自分にとっての最高の人生を見出すヒントを探す旅に出ようと思うのです。 「しあわせは　いつもじぶんのこころがきめる」なんて相田みつをも言っています、何をチョイスするよりも、そこに幸せを見出す心が大切。 　本当を言えば、今この瞬間にも幸せはあるのですが、幸せを刷新する生き方をしていきたい。画一的に語れない時代だからこその幸せ探し。どうぞお付き合いください。 ＜文／おおしまりえ＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】