33歳の彼から衝撃告白「実は40歳なんだ」、婚活アプリでサバを読む男性たち
<みきーるの女子マインド学>
「彼、年をサバ読んでいたんです。33歳だって言ってたのに、本当は40歳でした」
婚活アプリで知り合った男性と交際を始め、恋人としてなじんだころ、まさかのカミングアウト――。そんな話を、たびたび聞くようになりました。
女性がつい年齢を若く言うとか、男性が年収を多めに盛るというのはありがちですが、なぜ“男性が年齢をサバ読む”のでしょうか? そして、真実を知った女性はどうするのでしょうか……?
「交際半年になる彼が、年齢をごまかしていた」という桃子さん(31歳・仮名)にお話を伺いました。
彼の本当の年を知ったのはいつですか?
「ひと月ほど前の、私の誕生日です。『実は……』と切り出されました」
彼は、なぜ嘘をついたのでしょう?
「『40代というと、とたんに恋人候補から外されてしまう気がして』と言っていました。だから、婚活アプリのプロフィールにも嘘の年齢を書いていたそうです。それに、『そもそも同年代でなければ恋愛対象にしてもらえないと思っていた』って」
違和感はなかったんですか?
「はい。見た目という意味ではまったくありませんでした。もともと若く見られていたようですし、私も『33歳』と聞いて『そうなんだ』としか思いませんでした。
ふたりともゲームが趣味なので話題もゲームやマンガのことが多かったし、ジェネレーションギャップみたいなものも感じなかったんです」
嘘をつかれて、怒りもなかった?
「『えー! マジ!?』とは思いましたよ。でも、もうそれなりに付き合って好きにもなっていたし、嘘をついた理由がもっと気味の悪いことならイヤだけど、なるほどなぁ、と思えたし。本当は奥さんや彼女がいるとか、年収が申告より大幅にに下とかなら困るけど、そういうことじゃなかったので。ならいいじゃんと」
寛容ですね。
「恋愛ではありませんが、私も似たような経験がありますし。転職活動をしていたとき、転職フェアで企業の担当者と面接中、けっこういい感触かな?と思ったら、『ああ、26歳なんですか。今回は25歳までの方を探してまして』と言われたことがあるんです」
経験も人柄も問題ないです、みたいなことを言われたあとに年齢で切られて、とてもくやしい思いをしました。
それはつらいですね……。そして、彼とは今も交際を続けていらっしゃる。
「はい。結婚も考えています。『こんなに気が合うのに年齢にこだわって別れるなんて、もったいない!』と思って。彼は思いやりもあるし、仕事もちゃんとできる人。なら、40の札がついていようが、33の札だろうが、どうでもいいやって(笑)。
人によっては相手の年齢を重要視する人もいるし、人生設計を考えて躊躇する人もいると思います。私に本当のことを話すとき、彼は振られる覚悟だったようです。でも、私は彼が嘘をついた理由も納得できたし、いとしく思えました」
誕生日に彼から衝撃の告白

嘘をつかれても怒らなかった理由とは

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