『おっさんずラブ』新シリーズは全く別の世界。ファンは”新しい春田創一”も愛せるのか？
ツンデレ担当・成瀬と切ない担当・四宮
三十路とは思えない千葉雄大(30)がツンデレ全開で演じてる時点でヤバいんですけどね。グラタンばっか食べてる食生活にも、古墳マニアという謎の趣味もグっとくる。そして、その分だけほんの時おり漏れる笑顔の破壊力は凄まじいわけです。3話で雨の中、春田で抱きしめられている時の表情も最高でした。 一方、双璧をなすのが四宮要（戸次重幸）です。春田を密かにひたすら想う、心優しい先輩。
春田を密かにデッサンし続け、寮生活では彼の胃袋担当になりつつも、武蔵から「君だって好きなんだろ？」と詰められても「これ以上の関係は望んでいません」ときっぱり恋を発展させない宣言。それでも、3話でピアノで遊ぶ春田に自分の指を重ねる姿からは彼への恋心がぞんぶんにあふれていて、もう見てるこっちは切なさで死にそうです。 3話のラストでは成瀬を抱き締める春田を目撃した四宮。4話以降、彼らの恋がどう加速するのかが気になって仕方ありません！
自分の中ではマイナスからスタートした『おっさんずラブ in the sky』。フタを開けてみれば結局は面白くて、もちろん4話以降だって見続ける予定です。 Season1のように1話からズブッズブの底無し沼であがくような日々は送っていませんが、それも今後の展開次第ではわからない……。怖いような楽しみなような気持ちを抱きながら、土曜日の放送を心待ちにしている今日この頃なのです。 ＜文／もちづき千代子＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter：@kyan__tama
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