07番は、蛍光ピンクとピンク系ベージュの組み合わせ。青みピンクなのでブルベにおすすめです。 　レッドカラーは明るく派手目のカラーですが、ヌードカラーを重ねることで肌馴染みのいい色に変化します。 　08番は、パープル系カラーとミルクチョコレートのようなブラウンカラーの組み合わせ。パキッと強めカラーですが、ブルベなら肌馴染みがよく肌を自然に明るくしてくれるカラーです。 　ブラウンのヌードカラーを重ねることで、本来の唇の色が濃くなったような自然な色になりました。 　限定カラーの4色は、ラメ入りで輝きをプラスします。単色だとほんのりした発色なので、リップカラーに重ねてニュアンスカラーとして使いましょう。 　ベースのカラーと同系色のラメをのせると、統一感が出て良いでしょう。ラメの効果でツヤが出るため、リップハイライターとしても使えます。 　ハイライターとして使うときは、唇の中央や上唇の山のラインに沿って塗ると、立体感のあるぷっくりしたリップになりますよ。 　下地として高発色なカラーを仕込むから、ヌーディーなのに血色感があって可愛い仕上がりに。かなり高発色ですが、透明感もあります。 　だから「ヌードカラーのリップが苦手」「パキッと高発色なリップを楽しみたいけど、似合わない気がする」という方にもおすすめ！ 　バームのようなルージュなので、塗れば塗るほど唇が潤います。色を重ねていくうちに、乾燥による唇のシワが目立たなくなるのを感じるほどでした……！ 　落ちにくさもかなり優秀。色を重ねれば重ねるほど落ちにくくなり、部分用リムーバーを使う必要がある使用感です。 　自由度の高さゆえに、自分好みの色と出会うまでが少し難しいかもしれませんが、基本的には、自分のパーソナルカラーに合った色を中心に選べば失敗はなさそうです。 ＜文・写真／増村ゆかり＞