“仕事は真面目に正確に”がポリシーで、表情を表に出さない経理事務の等々力乙が、職場の中に“推し”が出来てしまったことにより、高揚感と多幸感に満ちた日々を過ごすことに!?　女優・臼田あさ美さんが、等々力乙をコミカルに演じ話題を呼んでいるショートドラマ『目の毒すぎる職場のふたり』が、Huluで全話独占配信されています。 　主人公の乙が、日々の業務を楽しいと感じる事ができるのは、しぶユル系イケメガネの本郷係長（阿部進之介）と、フレッシュさ全開の輝く笑顔が眩しい小川大知（曽田陵介）が、無邪気にじゃれあう姿を拝むことが出来るから。 　今回小川大知役を演じた、人気急上昇中の俳優・曽田陵介さんに話を聞きました。愛嬌が溢れる役柄を務めた感想や、共演者たちとのエピソードを語ってくれました。 ――オファーが届いた際の、率直な印象を教えて下さい。 曽田陵介（以下、曽田）：まず原作を読もうと思い、全て読破させていただきました。読む前は、ボーイズラブだと勝手に思い込んでいたのですが、全然違う作品で驚きました。臼田あさ美さんが演じる主人公の乙さんが、同僚の本郷係長と大知の掛け合いを陰で見守りながら“尊い”と感じ、キュンキュンする姿を描いているという部分にびっくりしました。女性視点で進むドラマで、そういう見解があるのだと分かり勉強になりました。 　 　また女性向けの作品だったので、じゃれあう様子や二人の距離が近いといった状況だけで、他人が胸キュンするのかと疑念を抱いていたのですが、読んでいくうちにキュンとしてしまいました。 　本郷係長を演じた阿部進之介さんとも話し合ったのですが、男性同士のさりげない仕草や、いつもと違った行動をするだけで、ドキっとさせることが出来るという事実が明るみとなり、作品を通して勉強させてもらいました（笑）。 ――演じた小川大知は、「フレッシュ全開、輝く笑顔が眩しい」という設定ですが、自身と共通する点はありますか？ 曽田：僕が演じた大知は、阿部さんが演じている本郷係長を尊敬しています。人として大好きだという感情を、素直に表現できるキャラクターです。また持ち前の明るさで、乙さんといった同僚たちを引っ張れる存在です。ドラマの中では、ところどころに萌えポイントを散りばめているので、そこをチェックしてもらえると嬉しいですね。 　また「フレッシュ全開、輝く笑顔が眩しい」というキャラ設定は、後輩感が出ていて面白いのですが、僕と似ていると思います（笑）。大知は、人を嫌いになることがない性格で、人見知りもしない。誰とでも話せるという明るい部分は、重なるポイントかもしれません。