8月9日は「パクチーの日」らしい。というわけで、早速パクチー料理を堪能してきました！ 　訪れたのは東京・下北沢にあるスパイス料理専門店「hishimo（ヒシモ）」。 　ここではガラムマサラ、カルダモン、スターアニスにシナモンなど、世界のスパイスを使ったオリジナルメニューが味わえます。もちろん、料理に独特の香り付けをしてくれる、パクチーメニューも満載なんです。 　下北沢駅より徒歩5分ほど。「ドライクリーニング　フランス社」という看板が目印のその店は、下北沢の景色になじむレトロな建物です。なんでもこのお店、店主のおばあさまが1923年（大正12年）に創業したクリーニング店なんだとか。それを改装し、2011年7月スパイス料理専門店「hishimo」として生まれ変わらせたそう。 　実は、同店の店主はあのパクチー専門店として有名な「パクチーハウス」（東京・経堂）出身。そのためか、ここ「hishimo」の料理メニューもパクチーを使ったものが多くあるんです。 　さて、木材家具と暖色の照明が心地よい店内は、キッチュな小物やスパイスの瓶にあふれ、良い意味で雑多な感じ。席数は約25席ほどで、1階はテーブルとカウンター、2階は座敷のような形。 ⇒【写真】はコチラ　http://joshi-spa.jp/?attachment_id=121916 　ここからは、パクチーを使った珍しいメニューを中心にご紹介。店主がおすすめする前菜は「パクチーサラダ（630円）」。周りを見渡すとほとんどの方が注文していました。 ⇒【写真】はコチラ　http://joshi-spa.jp/?attachment_id=121919 　一見、粉チーズがかかった普通のシーザーサラダですが、その下にあるのはたっぷりの生パクチー。 　その爽やかな香りを鼻と口で感じられる1皿なので、初戦に持ってこいです。そしてパクチー好きに朗報。さらに200円でパクチーを追加してもらえるんですって。 　そのほかに注文したのは、すべて同店人気のメニューだという「タイ式さつま揚げ（400円）」「タイ式チェンマイソーセージ（450円～）」「有機無農薬・パクチーのジェノベーゼ（1100円）」。 　パクチーが練り込まれたさつま揚げも粗挽きソーセージも大変美味しいのですが、記者がもっともお勧めしたいのは「有機無農薬・パクチーのジェノベーゼ」。このパクチーソースですが、余計な調味料は加えず塩・チーズとシンプルな味付けにしたことでパクチーの良さが引き出されています。さっぱりしているので、シメの1皿に良さそう。 ⇒【写真】はコチラ　http://joshi-spa.jp/?attachment_id=121920 　入店してからずっと気になっていたのが、時折聞こえる「モパーチ3杯いただきましたー！」という店員さんたちの言葉。「モパーチ」……。 ⇒【写真】はコチラ　http://joshi-spa.jp/?attachment_id=121924 　察しのよい方ならもうお気づきでしょう。「モパーチ」とは、ミントの代わりに大量のパクチーを使ったモヒートのことです。 　その清涼感といったら、ミントで作るそれとは比べ物にならないほどで、これぞ夏カクテル！　といった感じ。シロップも気持ち多めで飲みやすい仕上がり。 　ほかにはなんと、香辛料として知られる『ガラムマサラ』や『カルダモン』などスパイスを使った各オリジナルリキュールもあれば、ビールの本場ドイツからタイ・チェコ・ジャマイカ・イスラエルまで世界中から集めたという25種類の瓶ビールも。それぞれの特徴はメニュー表の記載されており、好みの1本が見つかりそう。 ⇒【写真】はコチラ　http://joshi-spa.jp/?attachment_id=121923 　ビタミンAやビタミンB2など豊富なビタミンを含むほか、アンチエイジング効果（抗酸化作用）や高いデトックス効果も期待できるパクチー。そのためか、元「あいのり」メンバーの桃やブロガーのはあちゅう、女優の藤澤恵麻など有名人も訪れているという噂が。 　これからの季節、パクチーを食べて汗と一緒に毒素を排出してはいかがでしょうか。パクチー万歳！ ＜TEXT・PHOTO／井上こん＞ 【hishimo（ヒシモ）】 ●住所：東京都世田谷区北沢3-26-1 ハイムフランス1F ●電話番号：03-6324-5077 ●営業時間：18:00～翌2:00 ●定休日：無（臨時休業あり） ●カード：不可 ●公式サイト：http://hishijapan.com/hishimo/hishimo.html