みんな密かに悩んでる…「尿もれ」の原因と対策とは
お花見しようよ! こうしたお誘いはうれしいけれど、この時期、ラストスパートをかけるかのように猛烈に飛ぶ花粉がいまいましい。鼻のグズグズ、目のショボショボもつらいけれど……。実は、「ふぇ~くしゅん!」という突然のくしゃみで起こるかもしれない、「まさか!?」の尿もれの不安を胸に秘めている人も、少なくないのではないでしょうか。
こうした突然の大きなくしゃみや重い荷物を持ち上げようと力を入れたときに起こる、軽い失禁は、「腹圧性尿失禁」のケースが多いそうです。
私たちの体の骨盤の下のほうには、恥骨から尾骨までをハンモックのようなかたちで下から臓器を支え、尿道やこうもんを締める働きをする「骨盤底筋群」というインナーマッスルがあります。腹圧性尿失禁は、この骨盤底筋群が衰えたり、傷ついたりして、尿道をうまくしめることができなくなるのが原因なのです。
骨盤底筋群が傷つくのは、出産が原因となることが多く、また、加齢によっても衰えるのだとか。決して特別な理由があるわけではなく、女性ならば誰もが経験してもおかしくない生理現象。「成人女性の2人に1人が尿もれ経験アリ」というデータ(※1)もあり、それも当然のお話なのです。
「腹圧性尿失禁」の改善には、骨盤底筋群を鍛える“筋トレ”などもありますが、日常生活でできるセルフケアも大切です。
●水分を摂らないのは逆効果
まさかのときを心配して、なるべく水分をとらないようにしている……という人もいるでしょうが、それは逆効果なのでご注意を。水分が足りないと尿の濃度が濃くなって、ぼうこうが刺激され、逆にトイレに行きたい感覚が強くなるそうです。
●肥満や便秘にも注意
また、お腹に脂肪がつくとぼうこうを圧迫しやすく、肥満は骨盤底筋群のゆるみにつながるので、適正体重をキープすることも重要。便秘もまた、ぼうこうを圧迫する原因となるそうで、“快便”習慣は尿もれにも必要なようです。
●専用ケア商品を使う
そうはいっても、尿もれは自分でも予知することができないし、また、起こってしまったあとの不快感やニオイの不安は計り知れません。だからといって、尿もれを恐れて、外出を控えるなんて超ナンセンス。そんなときは、専用のケア用品に頼ればいいんです。
尿もれケアに、パンティライナーや生理用ナプキンを代用している人も少なくないようですが、やはり、専用ケア用品のメリットがあります。たとえば、『ロリエ 吸水フリーデイ 消臭プラス』シリーズは、おなじみの「ロリエ」ブランドの吸水ケア商品で、「吸水パンティライナー」と「吸水ナプキン」の2アイテムがラインナップ。
「吸水フリーデイ」は、ロリエブランドのパンティライナーや生理用ナプキンと比べても、水分を吸い込んで固める吸水ポリマーがたくさん含まれた構造。そのため、パンティライナーで約6倍(※2)、ナプキンは生理用の約2.5倍(※3)の吸水力だそうです。この吸水ポリマーは水分とともにニオイもキャッチ。水分を瞬時に吸収し閉じ込めてくれるので、表面はサラサラ、快適なまま過ごすことができるんだとか。
3ccから120ccまで吸水量に応じて5段階・11種類のバリエーションがあるので、人それぞれ、あるいはシチュエーションによって選べます。
お花見が終わっても、ハイキングに登山、バーベキューとアウトドア・レジャーのシーズンは続きます。もれちゃうかも……という不安とはおさらばして、楽しみましょう!
●『ロリエ 吸水フリーデイ 消臭プラス』公式サイト
http://www.kao.co.jp/freeday/index.html
※1:20~50代の女性で「現在、尿もれがある人」は23.0%、「過去に経験がある」30.2%、経験なし47%(花王調査/回答者513人/2013年)
※2:花王試験法による。花王のおりもの用パンティライナー比(~3ccの場合)
※3:花王試験法による。花王昼用スタンダードナプキン比(少量用20ccの場合)
<TEXT/女子SPA!編集部>