でも、なんで浅い呼吸が腰痛と関係あるのでしょうか？ 「ろっ骨が固まり、浅い呼吸になると、新鮮な酸素を体にたっぷり取り込むことができません。すると、自律神経が乱れて、全身の細胞が酸素不足になってしまうんです。 　同じ姿勢で座っていると、腰の血流も悪くなります。酸素は血液によって運ばれるため、腰の血流が悪くなると、腰の筋肉が酸素不足におちいります。筋肉に酸素が不足すると、発痛物質という痛みの原因物質がたまってしまい、そのまま放置しておくと、腰痛が発症してしまうのです。 　だからこそ、すべての元凶といえる『ろっ骨の固さ』を解消する、『ろっ骨ほぐし』が腰痛改善に力を発揮するんですね。 　私は20年以上、椎間板ヘルニアに悩んできたのですが、『ろっ骨ほぐし』を始めてから、腰痛人生とサヨナラできました。腰痛にお悩みの方、特にこの時期はテレワークで座りっぱなしの方も多いですから、ぜひこの機会に『ろっ骨ほぐし』を試してみてください」（同） 　ろっ骨が固い→猫背や反り腰に→呼吸が浅い→腰が酸素不足に→腰痛発症！とはビックリ。 　私はこれまで、マッサージ店や整体院に通って、定期的に腰をほぐしてもらっていましたが、効果は正直イマイチ。まさか、腰痛の根本的な原因が、腰ではなく「ろっ骨」にあったなんて、驚きました。 　私も「ろっ骨ほぐし」を試してみたところ、背中や腰にたまっていた悪いものがスッキリ流れ出ていくようで、とっても気持ちよかったです。これからも続けていこうと思います。 　「ろっ骨ほぐし」のやり方は、ここで紹介したもの以外にも、さまざまなパターンがあります。気になる人は『腰痛を治したけりゃろっ骨をほぐしなさい』をチェックしてみてください。 ＜文／女子SPA！編集部＞