出会い系男子の誘いを拒否したら…セコすぎる“復讐”に泣いた夏
夏……それは特別な季節です。乾いた喉にお酒がおいしく感じる時期でもあって、酔いにまかせて大胆な行動をしてしまう人も多いようです。
好みだと思った男性に持ち帰られてみても、実際は相性が合わずがっかり……または、起きて正気に戻ってびっくり! なんて事故(?)もちらほら聞きますよね。岡田かえでさん(仮名・28歳)も、男性がらみで立て続けにイタい体験をした一人。
「去年の夏は、完全に私の人生の“黒歴史”でした。7月の連休前で、3年間付き合っていた彼氏に振られたばかりの私は、今思うと完全に自暴自棄になっていました。束縛の激しかった彼と別れた解放感も手伝って、ずっと興味のあったマッチングアプリに登録したり、長い間縁のなかった合コンに行ってみたりと、積極的に新しい出会いを求めていました。
今までマッチングアプリなんて触ったこともなくて、学生時代の知り合いなど近場の男性としか交際したことがなかった私には、異性とどんどん出会えることそのものが新鮮でした。今考えると、私のような恋愛初心者には、多くの男性と一気に出会うこと自体、難易度が高かったんだと思います。いい人と悪い人を、見分けるスキルもありませんでした」
数ターンのメッセージだけでデートに行くことも、その先の行為だけを求めている人が一定数いることも……マッチングアプリの常識という気もしますが、“ピュア”な岡田さんにはとても新鮮なことでした。
「遊んでやろうと思っていたけれど、どこかで気の迷いがあったのか……初めてマッチングアプリの男性を自宅に呼んだ時も、結局体の関係は断ってしまったんです。写真を見ただけの時はかっこいいと思っていたけれど、実際に来た男性はイメージと違っていました。本当は家にもあげたくなかったけれど、男性の押しの強さに負けて仕方なく招き入れたんです」
とりあえず二人で映画を見ようということになっていたので、近所のレンタルショップで新作映画のDVDを借りた岡田さん。その後、自宅で男性と二人きりの時間を過ごしました。
「映画の途中から変な空気になりましたが、結局勇気が出なくて、はっきりと拒絶しました。でも、私は体を守った代わりに、あるものを失うことになったんです……」
失恋をして「出会いまくってやる!」と決意した夏

アプリで出会った男性を家に招いたけれど……
