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今年のハロウィンを安全に楽しむ方法。ZOOMパーティや仮装TIKTOKも

子どもたちがハロウィンを安全に楽しむためには

 NBCの朝の情報番組『トゥデイ TODAY』では、専門家たちが「コロナ禍でも子どもたちが、ハロウィンを安全に楽しめる10の方法」を紹介しています。  シアトルの小児科医モリー・グロウ氏が勧めるのは、ステイホームで家族が一緒にいる時間が増えた今だからこそじっくり取り組める「コスチューム制作」や「ハロウィンをテーマにしたクッキング」、そして「家の外観の装飾」。  またグロウ氏は、家族で楽しめるアクティビティとして、部屋の電気を消し懐中電灯を持って、家の中に隠してあるお菓子やおもちゃを探させる「宝探しトリック・オア・トリート」や、カードに書かれた建物や自然といった目印を探して近所を歩く「ビンゴハイク」を推奨しています。 ハロウィン01 接触確認などをしてくれるウェアラブルデバイス「ユニティバンド(Unity Band)」を手掛けた疫学者ハリス・ケラリン氏は、マスク、消毒、こまめな手洗いを心がけていれば、「子どもたちが数人で集まり、近隣での仮装パレードを行っても大丈夫」というスタンス。  ケラリン氏は、ソーシャルディスタンスを取りながら遊べる、コーンや豆の入った袋を穴の開いたボードに投げて遊ぶ「コーンホールゲーム」などを、ハロウィン風にアレンジして遊ぶことを提案しています。

トリック・オア・トリートの手渡しは避けて

 これに対し、ペンシルベニアの小児科医ジャレット・パットン氏は、新型コロナ対策で常に言われてきた「屋内より屋外の方が安全」を強調。「友人や親戚の家であっても訪問は避け、アウトドアに徹するべき。お菓子の受け渡しは屋外で行ってください」と注意喚起しています。  カリフォルニアを拠点に活動するウェルネス・エクスパートのグレゴリー・チャーロップ氏は、お菓子は直接手渡すのではなく、子どもたちが自分で取っていけるようあらかじめ小分けにして準備しておくことを推奨しています。  日本でもまだまだ新規感染者の数字が上がったり下がったりを繰り返す、不安な日々が続いています。アメリカの専門医の意見も参考にしつつ、密を避け、感染対策をしっかり行った上で、ハロウィンを楽しんでくださいね。 Sources:「CDC」「Halloween & Costume Association」「Today」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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