35歳で気づいた“性への違和感”「隠す・流す・合わせる」が当たり前だった
セクハラ炎上、理解はできるけど…

それはニュースを見た際、「企業だからダメな発言というのは分かるけど、日常的に聞いたらギリギリのブラックジョークとして笑って済ませていたかも」という感覚が自分の中にあったからです。 気持ち悪いんだけれど、「女性は性的な目で見られても仕方のない存在」とどこか思っているフシがあるのではないか。そんな自分に気づき、ヒヤッとしたのです。 もちろんあってはならないと頭では分かっています。しかし、過去に長く水商売をやっていた私は、異性をもてなすことは職業柄当たり前、男性に好かれて喜ばせればOKという、誤った感覚を持っているのかもしれません。これではいくら生理やピルやセクハラの知識をアップデートしていても、根本にある違和感が消えるはずもありません。もう少し自分の「女性としての生き方をアップデートしたい」そんな風に、35歳にして思い始めたのでした。 <文・イラスト/おおしまりえ>りかちゃん問題の流れを追っかけてて、公式がりかちゃんを性的対象として見ててキモいけど、同時に私はあの悪ノリをキワキワのブラックジョークと理解できるくらいには大人で……
— おおしまりえ/コラムニスト (@utena0518) October 24, 2020
改めて自分もジョークと性犯罪防止やジェンター問題の境界線を意識して発言するスキルがまだ足りないかもって心配になる https://t.co/wDVjSJvGH1
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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