後藤真希の弟であり、元EE JUMP・後藤祐樹さんは、14歳で歌手デビューしましたが、16歳で芸能界を引退しました。そのきっかけは、2002年にキャバクラに友人と通って飲酒している様子が『FRIDAY』に掲載されたこと。15歳という若さで、キャバクラに出入りしVIPルームで豪遊していたという報道は世間に衝撃を与えました。 　芸能界引退後は、とび職や実家の居酒屋で働いていましたが、2007年に、中学校の同級生の友人2人と建設工事現場に不法侵入して銅線を奪い、警備員を殴って鼻の骨を折るなどして、強盗致傷などの容疑で逮捕されました。 　芸能界引退後、久々にメディアに取り上げられたのが、容疑者としての姿…。首筋に彫られた鯉（こい）の入れ墨が大きな話題となりました。 　後藤祐樹さんは、懲役5年6ヶ月の実刑判決を受け、川越少年刑務所に服役。犯行の動機は「スリルを味わいたかったから」だったそうです。同級生たちとの縁が人を傷つける最低な犯罪へと繋がってしまいました。 　出所後は改心し、悪い交友関係を断ち切るため電話番号も変更したと『今田×東野のカリギュラ』（Amazonプライム・ビデオ 2017年8月25日配信回）に出演時に語っていました。 2011年に芸能界を引退した島田紳助さん。暴力団関係者と親密な関係が判明し、自ら引退を表明した、芸能史に残る衝撃的なニュースでした。 　島田紳助さんも、旧友とのつながりがきっかけで人生が一転しました。かつて、テレビでの発言を右翼に咎められ、テレビ局の周りを街宣車が周遊したことがあったとか。困り果てた島田さんが、このトラブルを旧友に相談したところ、旧友が暴力団関係者を紹介し、トラブル解決を依頼したとのこと。 　その後、トラブル解決の謝礼を、旧友を通じて暴力団関係者にメールしたことがきっかけで、交友関係が始まったとか。旧友とは、元プロボクサーで、暴力団関係者である渡辺二郎氏だと報じられています。 　記者会見で島田さんは「トラブルを解決してもらい恩を感じていた」「悪いことをしているという意識はなかった。僕の中ではセーフでしたが、アウトだと知った」などとコメント。「明日からは一般人として静かに暮らしていきたいと思います」と、芸能界を引退しました。 　古くからの友人との交際がきっかけで、不祥事につながってしまった芸能人たち…。現在の芸能界は、裏社会、反社会的勢力などとの繋がりがかいま見えると、アウトというご時世です。 　芸能界で長く生きていきたければ、ゆきぽよのように、古い友人だから…と、怪しい人物と関係をズブズブに保つのは危険なのです。 ＜文／満知缶子＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】