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みそ汁にはオイルを。美と免疫力を手に入れる、最強の食事レッスン

人工甘味料のワナに気を付けて

――何を「食べない」のかも重要であると聞きました。 エリカ・アンギャルさんエリカ:罪悪感から逃れたいためか、「糖質オフ」「低脂肪」「低カロリー」「ゼロカロリー」と書いてあるアイスクリームやチョコレート、キャンデーなどについ手が伸びてしまいがちですが、天然成分ではない人工甘味料は腸内環境を崩してしまうという研究もあり、かえって太りやすくなってしまう可能性があります。消泡剤や乳化剤も同様に腸内環境を崩す可能性が指摘されています。  また、食物によって糖質を取ると「ご飯を食べた」というシグナルを脳に送ります。一方、いわゆるノーカロリー食品を取ると、そのシグナルがないので、いつまでも空腹感が続いてしまい、結果的に太りやすくなってしまいます。 ――食べる時間について心掛けるべきことはどのようなことなのでしょうか。 エリカ:睡眠中の体内のエネルギーは、本来は、肌の修復など体全体を休めて回復させるために使われるべきですが、寝る前に物を食べると消化にエネルギーが使われてしまい、回復に使われるエネルギーが少なくなってしまうんです。なので、寝る前の3時間は食べないことが大切です。  また、免疫細胞にとって重要なのは睡眠です。ある研究では、睡眠時間が7時間以上の人は6時間以上の人に比べ、風邪をひく回数が4分の1だったと報告されています。また、別の報告では4時間しか寝られなかったときは8時間寝た時に比べてウィルスに感染した細胞を排除するナチュラルキラー細胞が70%も減少したという結果も出ています。免疫力を高めるためには何より睡眠が大切です。

お風呂で感染予防

――体を温めるのも良いそうですね。 お風呂エリカ:体を温めて体内の熱が上がると細菌を殺す白血球やナチュラルキラー細胞が増えます。このような効果をヒートショックプロテイン(HSP)と言いますが、75℃で30分間サウナに入ると、HSPが50%増加するという研究例があります。また、サウナを週に数回、定期的に利用することで、風邪をひく率が50%減少したという研究結果もあります。  日本はお風呂の文化なので、食生活と同じく免疫力を高めるHSPの文化があります。フィンランドでは、雪に入ってゴロゴロして毎日サウナに入り、体温を高める「コートショックプロテイン」がありますが、同じように、お風呂で足湯して、冷え性に気を付けながら冷水シャワーを浴びたりしてもいいですね。
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スマホの電源を切って自分と向き合って
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