Fashion

“毎日ユニクロさん”も見ちがえる!安くて楽な服で「きちんと」見せる簡単コツ

オンとオフは「どんどん混ざり合っている」

「実はファッション業界では、昨今オン/オフといった垣根(かきね)がなくなりつつあります。例えばきちんと感の定番だったジャケットは軽量素材で展開されていたり、パンツもスラックスではなくイージーパンツといった楽でキレイ見えするパンツが増えたりしています。  またスニーカーもいわゆる歩きやすい靴や運動靴といったものから、きれい目に見えるタイプなどバリエーションが増えています。昔ならオンだったものがオフでも使える、逆にオフの定番アイテムがオンでも使える、といった混ざり合う現象があるんです」  
画像:WEAR

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 言われてみればひと昔前は「通勤服」とか「オンモード」といったキーワードがありましたが、近年ではそういったカテゴリを意識する機会は減ってきているかもしれません。その流れに、在宅ワークが拍車をかけたような。ただ、だからといって何でもアリというわけでもなさそうです。

流行のゆったり服が“部屋着”に見えちゃうときは

「オン/オフが曖昧になっていることに加え、最近はゆったりしたシルエットの服がトレンドになっています。例えばロングワンピースにワイドパンツといった組み合わせは最近のトレンドです。でもこれも、同じ素材同士で組み合わせるとだらしない部屋着に見えてしまうケースもあります。  そんなときには、キレイめに見えるアイテムをどこかに使うとか、異素材同士を組み合わせてメリハリをつけるなど、ぜひ今回お伝えした『楽をしつつもキレイに見えるポイント』を意識してみてくださいね」
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<まとめ:楽してキチンと見せるポイント> ・きちんと見せたいときは、アイテムに1点きちんと見えるものをプラスする ・きちんと感のキーワードは、光沢・ハリ・硬さ。具体的には、パイソン、レザー、サテン、メタリックなど ・シルエットにメリハリを意識する、上下で別の素材同士を組み合わせるもおすすめ  次回以降も角さんに、ファッションの悩みを相談していきます。 【角 佑宇子(すみゆうこ)】 ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。インスタグラムは@sumi.1105 <取材・文&イラスト おおしまりえ> 【他の記事を読む】⇒シリーズ「 楽してキチンと見せるファッション」の一覧はこちらへどうぞ
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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