マッチングアプリというよりもゲームアプリの要素が強いので、ユーザーの年齢層は幅広く、当然既婚者もいます。実際に登録してフレンドに話を聞いてみると、30代既婚男性は「マッチングアプリはちょっと怖いけど、このゲームなら…と勇気を出して始めてみました」とのことでした。 ちなみに、筆者がそれとなくデートに誘ってみたところ、「タイミングが合えば飲みたいですね（笑）」とはぐらかされてしまいました。怖がられてしまったのか、単に会いたくなかったのか…。 しかし、同世代同士でお互い独身であれば、「ゲームのオフ会」と称してデートに誘いやすいと思います。 あえて欠点を挙げるとしたら、ゲームが普通に面白すぎてマッチング目的だということを忘れてしまうという点でしょうか…。マッチングアプリというよりは、恋活推奨オンラインゲームとして楽しむのもありです。 また、顔写真を公開しないことだけでなく、性別にこだわらないという点もこの2つのサービスの特徴。「knew」には性別記入欄に「どちらでもない／無回答」の項目があるし、「恋庭」は同性同士でカップルになれます。嬉しい機能です。 従来のマッチングアプリのスピード感や熾烈な競争に疲れてしまった時は、「親友からの紹介」を待ったり野菜を育てたりしながら、のんびり気長に恋活・婚活してみてはいかがでしょうか。 ＜文／藍川じゅん＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】