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英王子の性的暴行疑惑、18億円の和解金で幕を閉じる。国内では怒りの声も

 イギリスのアンドルー王子から性的暴行を受けたとして、米国人女性が起こしていた民事訴訟で、王子と女性との間で和解が成立した。詳細は公表されていないが、和解金は18億円超とも報じられている。王子はこれまで、疑惑を一貫して否定し、「女性と会った記憶がない」と主張していた。

17歳のときにアンドルー王子から性的暴行を受けた

Bangshowbiz20220217

アンドルー王子

 訴えを起こした米国人のヴァージニア・ジュフリー氏(38)は、2001年にアンドルー王子から3回にわたり性的暴行を受けたとして、昨年8月に民事訴訟を起こしていた。  当時17歳だったジュフリー氏は、性的人身売買の罪で訴追され、のちに自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告を介して、アンドルー王子と出会ったとされている。また、エプスタイン元被告の当時の恋人で、同じく性的人身売買で有罪判決を受けたギレーヌ・マクスウェル被告も、関与したとみられている。ジュフリー氏は、両被告に利用され、アンドルー王子や別の男性たちとの性行為を強要されたと訴えている。  かつて、エプスタイン元被告と親交があったというアンドルー王子だが、ジュフリー氏への性的暴行を一貫して否定。2019年には、テレビのインタビューで、「その女性と会った記憶がない」と発言していた。

和解金を受け取った時点で、訴えを取り下げる

 ところが今月15日、担当弁護士らが「原則として和解に達した」ことを記載した文書を地方裁判所に提出。文書にはこう記載されている。 「ヴァージニア・ジュフリーとアンドルー王子は和解による解決に至りました。両者はジュフリー氏による和解金の受諾により法定に従い却下を申し立てます。(額面については開示せず)」 「アンドルー王子は被害者の権利を支援するジュフリー氏の慈善団体に多額の寄付をする意向です。アンドルー王子がジュフリー氏の人格に悪意を向けたことはありませんでした。彼女が実証された虐待被害者として、また世間からの不当な攻撃を受けたことで苦しんだことを認めています」 「ジェフリー・エプスタインが長年数えきれないほどの若い少女達を人身売買していたことは周知の通りです。アンドルー王子はエプスタインと関係があったことを後悔しつつ、ジュフリー氏及び他の被害者の方々が、自分たちそして皆のために勇気を持って立ち上がったことを称賛しています
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和解金は一体誰が払うのか
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