80年代の「The Loco-Motion」や「I Should Be So Lucky」が日本でもおなじみ。90年代の低迷期を経て、2000年代に「Spinning Around」、「Can’t Get You Out of My Head」が世界的に大ヒットし、見事復活を果たしました。乳がんを克服したり、ボトックス注射をやりすぎたりしつつ、第一線で活躍するスターです。 　そんなカイリーですが、海外ファンの間では“結婚できない女”として有名なのだそう。交際相手はみんなイケメンなのに、なぜか長続きしない。カイリー・ミノーグ、53歳。まだ誰のものでもありません。 　一時、激太りで体重120キロと報じられましたが、大減量に成功。胃の切除手術を受けたのでは、とも囁かれています。

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　それはさておき、90年代はマライアの時代でした。「 Hero」「Without You 」などのバラード曲が“ディーヴァ”(歌姫)ブームの先駆けとなり、ドラマ『29歳のクリスマス』(フジテレビ)の主題歌「恋人たちのクリスマス」(原題 All I Want for Christmas Is You)が日本での人気を決定づけました。 　ちなみに、この曲は4つの年代(1990、2000、2010、2020)で全米1位を獲得。マライアだけの偉業なのです。 　こうして見ると、50代、60代でベテランなんて呼んじゃいけませんね。経験豊富で元気いっぱい。勉強になります。 ＜文／石黒隆之＞