――酒寄さんは、産休育休を経て芸人に復帰するというワーク・ライフ・バランスを重視した活動をされていて、ぼる塾は自身を大切にする環境が整っているんだなと感じました。 ちなみになんですが、私、Mちゃんのファンでして…。『裸一貫！つづ井さん』3巻のMちゃんのエッチな絵を求める気持ちが強かった回がすごく好きなんですが、結局Mちゃんはエッチな絵を見れなかったんでしょうか？ つづ井さん：はい…可哀想なことをしてしまいました…（笑） 田辺さん：わかります！　でもどうしてもダメなものはダメですよね（笑） ＝＝＝＝＝ 『裸一貫！つづ井さん』最新刊も、友人たちと仮想パーティをしたり、推しの瞳を宝石に例えたり、つづ井さんのハッピーなエピソードがてんこ盛りです。 「自虐しない」「自分を軽んじない」という姿勢を、「生きるの楽し～！」という表現でごく日常的なものとして描くつづ井さん。推し活をしている女性たちだけでなく、ジャンルや性別を越えて多くの人たちに愛され続けるでしょう。 ＜文／藍川じゅん　写真／今井知佑（文藝春秋）＞