「『お義母さんから、（不妊治療について）私からは触れないでと釘を刺されたんだけど…希望を捨てずに頑張ってください』とだけ義姉から連絡がきたんです。正直本当にびっくりしました。悪気はないんだろうと思う気持ちと、なんだかガッカリした気持ちでいっぱいでした」 　花さんはデリカシーのないお義姉さんの発言にだんだんと怒りが湧いてきたそう。気を遣って連絡をくれたのかもしれないけれど、義母に言われたことを無視してまでそのような連絡をしてくることが理解できなかったと言います。 「正直、今後はもっと距離を置こうと思いました。今ではもう会いたくないとまで思ってしまっています。空気が読めない人なんだなと改めて感じた出来事でした。たとえ身内でも『親しき仲にも礼儀あり』という言葉を胸に刻み、相手の立場を考えて発言することはとても大切なことだと再確認させられました」 　妊活中は特に、周囲からの心無い発言が気になってしまうことが多いかもしれません。何気なく言った一言が、相手にとっては大きなストレスとなってしまうくらい残酷な言葉だったりもします。環境が全く違うもの同士良い関係を築いていくためには、特に相手に対する配慮を忘れてはいけないと、花さんは語っていました。自分の中の正義が必ずしも相手のためになると考えてはいけませんね。 ―シリーズ「許せない一言」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録！私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています！】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない！「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中！（採用時に謝礼あり）ご応募はここをクリック ＜文／鈴木風香　イラスト／ただりえこ＞