ポッコリお腹をペタンコに!寝たままできる簡単エクササイズ
食事制限に筋トレ、がんばっているのにやせない。むしろ以前より不調が目立つようになった。それって股関節が原因かも。『寝たままペタ腹!股関節ほぐし』(主婦の友社)で、体を改善していきませんか。著者は骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさん。著書累計は38万部、ご自身も14キロのダイエットを成功させ、現在は3人の子供の育児をしつつ、ボディケアやメンタルケアの指導を行っています。
Naokoさんはこれまで、1万2000人以上の方々の体の悩みに向き合ってきたといいます。そこで気づいたのが「股関節が硬いと動きに偏りが出て、全身に問題を起こしている」という点。でも大丈夫、つまり股関節をほぐせば問題は解決するわけです。本書に紹介されているのは「寝たままできる方法」。これなら場所を選ばず、いつでもチャレンジできますよね。
歩く、立つ、座る。すべての動作の基本となっている股関節ですが、普段は意識しないもの。あなたの股関節がどんな状態なのか、本書からチェック方法をひとつ紹介します。
★左右の足裏をつけるとひざの高さはどれくらい?
OK……ひざの高さが同じで床に対して45度以下
※骨盤が後傾して腰が丸くならないようにする。ひざの高さがだいたいそろい、床に対して45度以下まで広げられれば、適正な柔軟性を保っている。
NG……足裏をつけて座ることができない
※股関節が全体的に硬く、柔軟性が低い。
NG……足裏をつけることはできるが、ひざを床に近づけられない
※柔軟性に問題がある。
NG……ひざの高さに左右差があり、一方のひざしか床に近づけられない
※股関節の固さにも左右差がある。
いかがでしたか。わたしはなんとかOKでしたが、日によって微妙に股関節の開き具合が変わるんですよね。ちょっと硬くなっているな、という日はエクササイズでメンテナンス。いつのまにか不調もやわらいでいるので、股関節ほぐしは習慣にしたほうがよいと実感しました。股関節をチェックが終わったら、さっそくエクササイズに入りましょう。
ラクチンで気持ちがいい、基本の股関節エクササイズをふたつ、本書から抜粋しました。体がほどよくリラックスするので、寝る前や起きた時に最適です。目的は「左右差を整え、ゆがみを改善」。トライすれば少しずつ、体が変化していくでしょう。
☆基本の股関節ほぐし1「パタパタ体操」
1. 曲げた両ひざを左に倒し、右の骨盤を持ち上げる。
両足を肩幅に開き、両ひざを曲げて左に倒す。顔は右に、お尻の力で右の骨盤を持ち上げる。この体勢のまま大きく息を吸って胸を開き、吐きながらみぞおちを締める。これを3呼吸。
2. 曲げた両ひざを右に倒し左の骨盤を持ち上げる。
反対側も同様にして、3呼吸。
NG……膝を無理に倒すと腰が反ってしまう。
股関節が硬いうちはひざが床につかない。無理に倒すと腰が反るので、できる範囲でOK。
こちらのエクササイズ、単純に見えてけっこう効きます。朝、起き抜けの体はまだ強ばっていて容易に曲がらないかもしれませんが、呼吸を深めて繰り返しているうちに、体がゆるみ、心地いい目覚めを感じてきます。
股関節の状態を知ろう
1日のはじまりと終わりに、まずはこれ
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