恋人探しの場で「男性を小バカにする女性」が増えているワケ。“共通の口グセ”は
マッチングアプリを使う人、周りでも増えていませんか?
それもそのはず。全国の20~40代の男女を対象にした「婚活実態調査2022(リクルートブライダル総研調べ)」によると、恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者のネット系婚活サービスの利用はここ数年増加トレンド。2021年の利用率は女性で昨年23.8%、今年20.4と4~5人に1人以上が利用している状況で、日常生活に定着したと言っても良いでしょう。
マッチングアプリガチ勢の筆者としては利用者が増えることは歓迎です。しかし、ここ最近マッチングアプリで知り合った女性とやりとしていると、マッチングアプリが一般化したことによる変化、言うなれば“弊害”を感じています。ここ最近強く感じる、マッチングアプリを利用する女性の変化についてまとめたいと思います。
マッチングアプリの利用者が増えた背景には、間違いなくコロナ禍が影響しています。外出することも、人と関わることも難しくなり、手軽に出会えるマッチングアプリはまさにコロナ禍の救世主です。
ただ、新型コロナが流行し始めてから2年近く経過した現在、「つい最近始めました」というより、「去年登録して一回やめて最近再開しました」といった女性がとても多いです。女性側は基本的に無料であるため、自分の気分でやめたり再開したりできます。つまりはマッチングアプリに“慣れ”を感じ、マイペースに恋人や結婚相手を探す“エンジョイ勢”が明らかに増加しました。
ただ、このエンジョイ勢は男性にとっては非常に質(たち)が悪いです。利用歴が長い人ほど、ダラダラなんとなくマッチングアプリを利用する傾向が高め。つまりは積極性がほとんどなく受け身な態度で、ことあるごとに「もうちょっと考えさせて」が口癖なため、関係を発展させることが難しいからです。
加えて、ただ単に受け身なだけではなく、「自分にとって都合の良い王子様が迎えに来てくれないかな~」と理想の高さも併せ持っているためとても面倒。実際、利用歴の長い女性に「利用歴長くない? めっちゃ理想高いじゃん」と聞くと、口をそろえて「良いなって思う人が現れれば良いんだけどね~」と口にします。積極的に行動せずに手を引いてもらうことを望み、そのくせ理想は高いときたらたまりません。
当然、積極的に恋人や結婚相手を探した女性は、素敵な相手を早々に見つけてさっさと退会します。そのため、現在のマッチングアプリ利用者には、“女性無料”にあぐらをかいたエンジョイ勢の割合が高いのです。
もちろん、女性からマッチングアプリを見せてもらうと、明らかにイケていない男性も少なくなく、「良いと思う人が現れない」というのは理想の高さから出た言葉では100%ないとは思います。とは言え、その辺りを鑑みても、多くの男性利用者のモチベーションを奪っている現状には変わりないのではないでしょうか。

写真はイメージです(以下同じ)
マッチングアプリ「エンジョイ勢」が増えている
ちょっと理想が高すぎやしませんか
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