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16歳下の部下に「5年間も片想いし続けた」41歳女性の結末

止まることのない彼への気持ち

AdobeStock_369161650またある時、マエダさんが会社のお昼休みに手作りのお弁当を食べているところを見たシズカさん。他の社員が「彼女が作ったの?」と聞くとすごく嬉しそうな顔で、「そうなんです。結婚を前提に付き合っていて、一緒に住んでるんです」と答える彼の姿を見た時は衝撃が大きく、しばらく眠れない日々を過ごしたようです。 それでもマエダさんへの気持ちは止まることなく、彼女がいてもいいから毎日会えるだけで幸せだと思っていました。 元々自分に自信がなく、恋愛もうまくいかず、41歳になるまで結婚ができなかったと思っているシズカさんは自己評価がとても低く、「彼と付き合いたい」とか「結婚したい」などとは思えないようなのです。 しばらくして、その彼は付き合っていた彼女と結婚をすることになりました。その報告にはさすがに深く落ち込み、彼を思い続けることをやめようかと考えたそう。しかし、「こんなわたしにも興味を持ってくれた彼」はどこまでいっても特別で、どうしても彼への気持ちを冷ますことができず苦しくなっていきました。それからは、彼が入社してきてから楽しくなった職場に行くこと自体が苦痛になり、社内で彼を見かけるたびに泣き出しそうな毎日でした。

自己肯定感の低さに気付きましょう

「どうしたらこの片想いをやめられるのか」 「既婚者の彼を好きでい続けることをやめたい」 「彼のことを忘れて前に進んでいきたい」 そう悩むシズカさんに私は、「無理に彼を忘れようとすればさらに心の中にいる彼の存在は大きくなってしまいます。シズカさんに必要なのは、彼を忘れるための努力ではなく、片想いでもいいと思ったその自己肯定感の低さです。“こんなわたしでも興味を持ってくれた彼”と思って彼を好きになった時点で、自己評価が低すぎです。そしてそれこそが幸せになれない思考なのです。もっと自分の価値を見出して、”恋愛対象として大切にされるべきわたし”と思えるようになりましょう。」そうお伝えしました。 そこから、シズカさんは自分を大切にするために、自分の幸せについて本気で考えるようになりました。そして、婚活を再開し、自分のことを女性として大切にしてくれる男性にたくさん会い、素敵な彼を見つけました。それによって「自分に片思いは似合わない」と思うようになったそうです。相手にされない恋愛ではなく、自分を大切にしてくれる人と愛を循環しながら育む恋愛が似合うなと感じることで自己肯定感が上がりました。 手の届かない人を思い続けたり、恋愛対象として相手にされていない人を想い続ける、そんなことがあったとしたら、自分の自己肯定感の低さに気付きましょう。 片想いはピュアで一途なイメージですが、度を越えれば不幸体質の現れです。片想いはできれば半年以内にして、恋愛対象として見てくれない人や自分のことを大切にしてくれない人には執着しないことです。両想いが実りそうにない男性を想う気持ちよりも、自分の幸せを大切にしましょう。 <文/こめだゆき>
こめだゆき
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。ブログ、Instagram:@komeda.yuki
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