50代女性×30代男性の“自称夫婦”…? 超高級リゾートを楽しむ「訳ありカップル」とは
自称「夫婦」は意外なカップル
さてその男性が「お相手」を伴って現れたのは本当に「深夜」の午前0時過ぎです。
古いフランス映画などで、自家用車の屋根にも荷物を山ほど載せて地中海へひと夏のバカンスに向かうといったシーンをご覧になったことがある方もいると思いますが、陸続きのヨーロッパでは「車で長時間移動」はざら。そのカップルもチェコのプラハからなんと10時間かけてやってきたのでした。
ずっと運転を担当してきたのでしょうか。スーツに身を包んだ30歳過ぎの男性は疲労困憊。
一方の「お相手」のほうは助手席でゆっくりお休みになったのでしょうか、元気いっぱい。男性がチェックインの手続き中もしなだれかかり、スイートな声を出しています。部屋に入ったらあま~い夜を過ごす気満々の様子。
まあ、それはいいのです。ここは「アモーレの国」イタリアで、しかも「隠れ家リゾート」。カップルのプライベートに首をつっこむのは「野暮」というものです。
でも……「お相手」の女性は豪華そうなジュエリーに身を包んだキャリアウーマン風の50代女性。さてさてどういう関係でしょう?
翌朝も男性は女性にじつに甲斐甲斐しく奉仕しています。レストランやスパの予約はすべて男性。荷物運びもすべて男性。一方の50代女性はというとその間、のんびり外を眺めていたり、プールサイドでグラスを傾けていたり。
予約の電話をしてきたことも含め、どうやら男性の「本来」の仕事は、会社経営者である女性の「秘書兼運転手」。チェックイン時に身分証明書を提示してもらうので「夫婦」でないことは明らかです。それでも女性はスタッフやまわりの客に「ウチの夫なんですの」と紹介。
……いやいやいや、彼が「若いツバメ(年下の愛人)」であることは、み~んなわかっていますから。
「若いツバメ」はつらいよ!?
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