――身長170cmの古賀さんは番組内でもスタイル抜群だと注目されていました。そもそもモデルになったきっかけは何だったのでしょうか。
古賀「高校を中退し、夢もなく、やることもなくフラフラしていた時にスカウトされたのがきっかけです。身長が高いことや頭が良くない私を個性だ、とプラスに評価してもらえる事務所に出会えたおかげでプラス思考になれました」
――バチェラー出演をきっかけに、仕事に対する考え方も変わりましたか?
古賀「バチェラー出演後の野心が高まっている時期に、自分に正直に生きるようになり、考え方が少し変わりました。モデルやテレビ出演などの仕事は基本的にオーディションが多いですが、会社によってはほんの2~3分しかアピール時間をもらえず、『数分で私の何がわかるの?』という純粋な疑問があったんです。
選ばれるまでドキドキしながら受け身の姿勢で待つよりも、一緒に働きたい会社や人、自分のやりたいことや個性を活かせる仕事を選ぶ立場になりたいと思う気持ちが強くなり、明確な目標を友人や出会う人たちに口に出して伝えるようになりました」
――Instagramに川で石を拾っている写真がありましたが、現在はモデル以外にもお仕事をしているんですか?
古賀「昔から好奇心旺盛で、感覚で動くことが多いので何をするにも続きませんでした。でもそこに責任とオリジナルのルールを作ることで、やりたいことに全部挑戦できると考え、あたりまえに捉われないというテーマを決め、“曜日ごとに違うプロダクトをつくる”会社〈MANIC MONDAY〉を設立しました」
――起業されていたのですね。具体的にどのような会社なのでしょうか。
古賀「月曜日から気分があがるランジェリーブランド『Manic Monday』と、デザイン経験のない私だからこそできた、地球がデザイナーというコンセプトで、河原の石の凹凸をデザインに残して作るジュエリーブランド『Crush Wednesday』をつくりました。石を拾っている写真はその時のものですね。モデルのお仕事より、今は自分のブランドや会社を大きくするための裏方の仕事に夢中になっています!」